今日も壁越しで (ページ24)

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ジ「おっせーよ！慎太郎！A！って、あとはAの友達？？」

慎「ごめんな～Aがさ～！あ、この子嶺ちゃんね！」

嶺「初めまして！嶺って言います！」

既にもう5人が揃っていて、6人用ぐらいのテーブルなんだけど、めちゃくちゃ狭そうに座ってる

そう。私が二度と会っては行けない樹くんがそこには座っていた。

『樹くん……』

慎「え！？樹と知り合いなの？」

ジ「どういう関係！！」

しつこく聞いてくる慎太郎とジェシーに対してなんて答えようかって思って黙り込んでいたら

きまり悪そうに

樹「ただの知り合いだよ」

なんていうもんだから少し悲しくなった

そこから段々と樹くん以外と話すようになって

大我くんはお父さんが社長でお金持ち次期社長候補で
髙地くんは子供たちに地方でサッカー教えてる人で
北斗くんはよくわかんない静かな人で
っていう印象だった。

聞くと、6人は高校の同級生で、今でも東京に集まったりするくらい仲がいいらしい。

しばらくすると、樹くんが寝息を立てながら寝てしまっている姿があった。
そういえば、樹くん呑みすぎて寝ちゃうくせあるんだった。

髙「樹～？あ～寝ちゃったかぁ」

大「こいつ、最近女遊びやめたらしいよ」

ジ「え！？樹が！びっくりぃ～」

慎「こいつ、振られて改心したらしい」

北「……」