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テレビの前で活躍する君は、紛れもなく小さい頃、私の初恋だった3つ上の蓮くんで



昔よりももっともっと男前になって、名字も変わったもんだから、全然分からなかった。



『私、また蓮くんに会える?』



翔「会えるよ、大丈夫、Aなら」




『翔太、ありがとう。幸せになって。私も、絶対幸せになる。』


翔「おう、じゃあ俺また来るね」


『うん、ありがとね』



翔太に言われて、純粋な心で人を好きになった小さい頃を思い出して、懐かしく思った。



『会いたいなぁ』



でも今更、向こうが覚えてるはずないし、なんせビックスターになりうるような人が、私が会えるようなもんじゃないってこともわかってる。



しかも、熱愛報道が出たあとだとしたら尚更。



私と蓮くんはかけ離れた存在になっちゃった。



蓮くん、あなたは今どこにいるの……?

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作者名:rin | 作成日時:2020年6月13日 15時

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