thirtyone. ページ34
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「……Aっっっ!!!!!」
何度聞いても、安心させてくれた。
その声色が私を救ってくれる。
『め、恵くん……っ』
嬉しさや哀しさ、色んな感情が詰まり涙を流してしまった。
「……っは…特級か…?」
「へーなるほどねぇ…」
「五条悟でも誰でも呼びな???」
「何でもかんでも五条先生五条先生言うなよ…」
特級は呪術師、呪霊の中でも最も階級の高い才能や実力に溢れた者ばかり。
『だめ!!恵くんじゃ……!!』
特級というのだけはAの中で1番強いと印象付けていたため、急いで伏黒と逃げ出そうとしていた。
「っ…!!Aは逃げろ!!」
『ねぇ!なんで?!』
『恵くんじゃどうなるか……分からないよ……』
「……」
『だめだよ……恵くん。意地でも二人で逃げよう…』
「…はぁぁぁ……」
伏黒は長く息を吐き、こう告げた。
「最後に聞いてくれるか」
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ユイ - ファンです!応援してます! (2021年5月16日 21時) (レス) id: a954c39e8d (このIDを非表示/違反報告)
桜 - わを好きですね (2021年5月13日 20時) (レス) id: 5d63a2a5e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ブルーナ | 作成日時:2020年12月17日 23時