真っ白な世界。

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マネヒョンと電話をしてから何日か経って


また連絡が来た


韓国に戻る日時を決めて




今日がその日


韓国に帰る日


僕の居場所に、帰る日


前日に済ませておいた荷造りした荷物を車に積んで


父さんと母さんに空港まで送ってもらう


父｢つばさがいなくなると、また寂しくなるな｣


母｢うちにはまだうるさい子達が2人いるでしょお父さん｣


｢ほんとだよ、兄貴もとうま(弟)もいるじゃん｣


｢休暇できたらまた帰ってくるよ｣


コロナでずっと日本に帰って来れなかったから


こんな長い間日本にいたのは初めてだった


最初はどうなることかと思ったけど


やっぱり実家って安心するし、家族と過ごせて幸せだったな


日本で過ごしてる間にあった出来事を話したり


韓国に帰ってもちゃんとご飯食べなよって心配されたりしていたら


あっという間に空港に着いた


｢父さん、母さん｣


｢ありがとう、またいつか帰ってくる｣


｢行ってきます｣


2人に背を向けて歩き出す


母さんは少し涙ぐんでたな


父さんとは固い握手を交わして





メンバーたちへのお土産を抱えながら


僕は韓国へと再び旅立った

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