騙し合いしてたら愛された【mm村】

40、めめんともりSide ページ40

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めめんともりSide

お風呂に入ったり夕飯を食べたりしたら、いつの間にか22時。


そろそろ寝ようか、ということになった。



『布団とかってある？』


そう聞く蒼さんの言葉と共に、ふっとあることが頭に浮かぶ。
来客用の布団はちゃんとある。準備している。

でも、ここでないって言ったら一緒に寝てくれる…？

それでも、ないって言ったら「布団も準備できない人か」と思われちゃう？？


少しの間葛藤していると。


『うーん、ないならソファーで寝るから大丈夫だよ…？
じゃあね。おやすみ。』


そう言い私と反対方向へ歩き出していく。


めめ「あ、待って…！！」


引き留めようと必死に声を出した。
すると、蒼さんはすぐに振り返って微笑みながら聞いてきた。


『どうしたの？』

頑張れ、めめんともり！
今言わないでいつ言うんだ！！

めめ「一緒に、寝ましょう…？」

言った、言えた。
でも怖くて蒼さんの方を見れない。


『ふふ、そんなこと？
いいよー、一緒に寝よ！』

めめ「っほんとですか！？」

『うん。でもその前に…手、放して…？』

苦笑いしながらそういう蒼さんの服を見ると、シワになりそうなほどぎっちり服をつかむ私の手があった。
完全に無意識。恥ずかしい…。


結局顔を真っ赤にしたまま寝た。



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お久しぶりです。
スランプになっていて、頑張って書けるようになろうと奮闘しております。

更新していない間も呼んで下さったりお気に入りが増えていてビックリしました。
これからも宜しくお願いします！！

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