【 ツキウタ。】24時間シュンデレラ

永遠の愛だと信じて ページ50

『隼！？』


隼「ほら、お姫様いくよ！」


『えええ！？仕事は？』


隼「ああ、大ちゃんに頼んでね。オフ3日間にかもらったんだ」




手を引かれるままにわたしは隼に拉致されていく。




涙「ああ、いってらっしゃい」


郁「ハネムーンですってね」


『え！？なんて？いっくん！？』


夜「あれ、また伝えなかったんですか？隼さん」


陽「女子には準備ってもんが必要なんだぞー」


隼「ああ、そんなの僕たちの愛の力でどうにかなるよ」


海「愛の力はあっても着替えとかどうにでもならないもんもあるよな〜」




プロセラみんなのお見送りをもらってわたしは隼に完全に拉致られた。そした、車に乗せられ飛行機に乗せられ気づいたらハワイにいた。




隼「時間があんまりないから楽しんで帰るよ！」


『えええ！？水着も何もないんですが』


隼「そんなの僕チョイスで全部揃えてるに決まってるじゃないか」




期待せずにトランクを開いてみると、とんでもなく可愛いペアの水着が入っている。なんだか、今さら実感してしまって恥ずかしくなってしまったけど…後ろからわたしのことを抱きしめてくる男はそんなこと全く気にしてないみたい。




隼「楽しんで帰ろうね」


『あ…うん』


隼「そうこなくっちゃ」




楽しそうに笑った隼はいつもとは違った少しだけ幼い雰囲気を持っていて、そんな彼を近くで見られるのはわたしだけなんだと思うと嬉しくなった。


世界の誰よりも幸せになろうと誓った。お互いのいいところを普段から言い合って、ずっと馬鹿みたいに一緒にいようって…


出会いは不思議だったけど、ここまで彼のことを好きになれたのは…愛せたのは彼の大きな愛がわたしの全てをどこまでも許してくれたから。




『隼…？好きだよ』


隼「僕は愛してるけどね」




いつも通りの返しがきてわたしは彼に微笑んだ。いつも通り。これがわたしたち。


これが永遠の愛だと信じてる。




fin




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24時間シンデレラ

最後までお読みいただき有難うございました。

最後は必ずハッピーエンドでと決めていたので大満足でした！

たくさんの方に読んでいただき、隼さんのお誕生日に最後を迎えることができました。

続きは…また後日発表させていただきますね。

自分としては書きたい気持ちでいっぱいです。


本当にありがとうございました！

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