같이 살까? 〜オッパと私のふたりぐらし〜【夢/zb1/🚹🪐】 (ページ37)

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「オッパ、お風呂あがったよ」
「はいはーい」
なるべく平常心を装いながら、キッチンで料理をしているオッパに声をかけると、こちらを振り向いて返事をした。そしてすぐに手元に目線を戻して作業を続ける。

「何か手伝うことある？」
「じゃあ、そこの野菜切ってもらおうかな」
「了解～！」
キッチンに置かれたトマトを水で洗い流してまな板の上に置き、食べやすい大きさにカットしていく。このくらいの簡単な作業はオッパのおかげで難なくこなせるようになっていた。

「A、さっきはびっくりさせてごめんね」
「え？」
「いきなりあんな風に言っちゃったから」
「いやいや！別に気にしてないよ！私のこと心配して言ってくれたんだって分かってるもん」
「そっか。それならよかった……」

二人で今日あったことを話しながら夕食の準備を進めていった。こういう時間が、一番幸せだなあと感じる瞬間だったりする。
今日のメニューはほうれん草とベーコンの入ったコンソメスープと、茹でたうどんの上にレタス、トマト、鶏のささみを乗せたサラダうどん。それと、オッパが買ってきてくれていたコンビニスイーツ。出来上がった料理を食卓に並べていく。
「いただきます」
オッパが用意してくれた箸を取り、サラダうどんを一口食べる。程よい酸味のドレッシングが爽やかな味わいで、さっぱりと食べられる。夏らしい味付けがたまらない。

「おいしい！」
「ありがと。Aが手伝ってくれたおかげだよ」
「ううん、オッパが作ったからこそだって！ほんとにおいしいよ」
「そんなに褒めても何も出ないからね」
オッパは嬉しそうに微笑んで、私と同じようにうどんを食べ始めた。