같이 살까? 〜オッパと私のふたりぐらし〜【夢/zb1/🚹🪐】 (ページ11)

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3.달짝지근하다 ページ11

四月下旬。まだ仕事は覚えることがたくさんあって大変だけど、職場の先輩たちは優しいし、家に帰るとオッパがいるしで毎日それなりに充実していた。

自室の掃除だけでなく、週に2回のゴミ出しも忘れずにこなし、洗濯機の使い方もマスターして(最初はちょっと危うかったけれど)、やればできる子の私は、オッパよりも帰りが早かった日にはご飯を炊いたりお風呂を沸かす役割が与えられていた。オッパは夜遅くまで仕事のある日が多いから、ほぼ毎日、私がこの2つをこなしている。

「ただいま～」
「あ、おかえり！さっき炊飯器のスイッチ入れたよ」
「お～偉い偉い。ちょうど炊き立てのご飯が食べられそう。ありがとうね」
「偉いでしょ！今からお風呂入れてくるね」
炊飯器のセットが完了し、お風呂を掃除しようと脱衣所へ向かっていたところでオッパが帰ってきた。

「今日これから時間ある？」
「あるよー！」
「よし。じゃあ、今日一緒に晩ご飯作らない？」
手に持ったエコバッグを私の前に差し出しながらオッパがそう言った。

「カレーの材料買ってきたから、一緒に作ろう？そろそろ簡単な料理も教えていこうと思って」
「えー…私、卵焼きすらまともに作れない人間だよ…？」
「野菜とお肉切って炒めて…ってだけだから、卵焼きより手順は多いけど簡単だと思うよ？」
「ん～～～～～………でもオッパ、スパイスとかこだわりそうだし…」
「最後に俺が少し味整えたりはするけど、そう言われると思って今日はちゃんとカレールー買ってきたから。はい！ごちゃごちゃ言わずに作ろうね」
「はあい…」
今日は金曜日で、明日は全人類が愛してやまないはずの休日。今夜はのんびりテレビを見たり、ごろごろして過ごそうかなと考えていたところに、オッパに半ば強制的に料理に誘われてしまった。時間あるよ！なんて言わなければよかった。