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「はい、おしまい。これ以上やって体壊しちゃったらいけないからね」
そう言ってごろりと寝転がる。ぱっと止められる行為に名残惜しさを感じてしまった。やはり彼は何処までも優しい。もちろんそんな所が好きなのだけど。
でも、この日の私はどうも歯止めが効かなかった。だって、あんな事されて我慢出来る人が居るだろうか。寝転がる山本さんの上に跨ると、少し驚いた表情で見上げられる。
「あの、我儘だって分かってるんですけど」
言わんとする事を察したのか、ぴくりと眉を上げてじっと見つめる彼。
「あの…その、もっと、虐めて欲しく……って、」
言い終わらないうちに、私の視点はぐるりと変わり、気付けば天井と彼の顔が見えて押し倒された状況を理解した。
「ねえ」
ずしりと腰に重みを感じる。いつもは加減しているのに、今は逃がさないとでも言わんばかりに全体重で押さえつけられてる。
「僕、おしまいって言ったの。なんでか分かる？」
その欲を孕んだ目で見下されれば、ぞくりと背中に電流が走る。
「もっと酷い事、しちゃいそう。泣いても止めてあげられないかもよ。いいの？」
「うぁ、待って、山本さん…」
骨ばった手が私の首を撫でた、かと思いきや両手で握りしめるように添えられる。待って、今そんな事されたら、
「待てるわけないじゃん。だってAのお願いだもん、もっと虐めてくださいって」
ぎゅう、と手に力が籠められる。気道は避けて、頸動脈辺りを緩く圧迫されると、もうそれだけで頭がふわふわして、気持ちよくて、何も考えられなくなる。手を緩めたかと思えば間髪入れずにまた絞められ、一定の強弱と共に襲う快感が着実に理性を壊していった。
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巴(プロフ) - ゆゆさん» わ〜っ！お褒めの言葉ありがとうございます…嬉しいです; ; 頑張ります…！！ (2020年8月7日 17時) (
レス) id: 73563a7266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - うわぁあ…まだ2つ目のお話までしか読んでませんが、すごい私の好みに刺さります笑笑応援しているので頑張ってください！！！ (2020年8月7日 7時) (レス) id: 91c48177af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巴 | 作成日時：2020年8月6日 5時
