過剰摂取_ymmt ページ1
※首締め注意
「踏まれたい」
本当に何気なく、無意識に呟いてしまった。はっと我に返った時にはもう遅く、案の定彼は目を見開いてこちらを見ている。やってしまった。
「え…Aちゃんなんて？」
言ってしまった事は取り返しが付かない。腹をくくった私は、半ば吹っ切れた気持ちで言葉をつづけた。
「や、なんかその……軽い好奇心と言いますか、えと…」
自分が招いた事とはいえ羞恥で思わず語尾が萎む。何を言ってるんだ私は。
うーんと考える山本さんの顔を伺うように覗く。目が合うと、にこりといつもの柔和な笑顔を浮かべるから、つい肩の力が抜ける。
「いいよ、じゃあ踏んであげる」
「へ……？」
その穏やかな表情にそぐわないあまりに突拍子な発言に、間抜けな声が漏れる。嫌だったらいいよ、と声をかける山本さんはどこまでも優しい。もちろんこの上なく嬉しい申し出に首を大きく縦に振った。
「じゃあ、こっちおいで」
そっと手を引かれたのは寝室で、急に緊張感が増す。そのままぽすりとベッドに腰を掛けると手招きをされた。隣に座ろうとした途端、静止の声が入る。
「違うでしょ、A」
彼が目を落とした先は、床に敷かれたカーペット。そこに寝るんだよ、と訴えるその目にぞくりとする。ああ、いつもと違う顔をしてる。言う通り床に身を投げれば、いい子だね、と甘い声で囁かれる。
足が背中に降ろされ、重みが加わる。体重を乗せるかのように踏みつけられたかと思えば、つま先に重心を乗せてぐりぐりと踏まれる。見下ろされる構図と前髪から覗く冷めた目つき、そして何より彼に踏まれているという事実にこの上なく高揚してしまった。山本さんもまた人を踏む感触を楽しんでいたかと思えば、急に前のめりになってより体重をかけるような姿勢を取る。
「んぐ、！ぁ、はあっ、」
「大丈夫？つらい？」
心配するかのような口ぶりだが、声も顔も全くその気配は無い。寧ろどこか楽しそうな雰囲気さえ感じ、その乱暴さに酷く興奮した。容赦なく乗せられる重さと少しの痛みに快楽の波が徐々に押し寄せてきた時だった。
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巴(プロフ) - ゆゆさん» わ〜っ！お褒めの言葉ありがとうございます…嬉しいです; ; 頑張ります…！！ (2020年8月7日 17時) (
レス) id: 73563a7266 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - うわぁあ…まだ2つ目のお話までしか読んでませんが、すごい私の好みに刺さります笑笑応援しているので頑張ってください！！！ (2020年8月7日 7時) (レス) id: 91c48177af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巴 | 作成日時：2020年8月6日 5時
