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千切くんのいる校庭に着いた。
千切くんは私にはまだ気づかずに練習をしていた。
『千切くん!』
「あ、一ノ瀬」
『先生に千切くんに学校案内してもらえって言われたんだけど、』
「は、先生から聞いてねぇんだけど」
『やっぱそうだったんだね笑』
「じゃあごめん一ノ瀬待たせてたよな?」
『大丈夫だよ』
千切くんの綺麗な姿に見とれてたので時間なんて気にしてませんでしたなんて言えない。
でもほんとに千切くんはサッカーが上手だった。
『サッカー?すきなの?』
「あぁ、ずっとやってるからな」
『そうなんだ、私運動苦手だからいつも見てるだけだ笑』
「やってみれば?」
『私は千切くんの見てるだけで楽しかったよ』
「…そっか、じゃー行くか」
『うんっ』
そう言われ私は千切くんと歩き出した。
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「たぶんこれくらいだな」
『ありがとう千切くん』
「わかんねぇとこあったらまた言って」
『うん!!…あ、』
「ん?」
『どうやって帰るのか分からない、』
朝来た時はお父さんが車で送ってきてくれたからあんまり覚えてない、。
「家どこら辺なの?」
『えっと、近くに大きい本屋さんがあった、気がする!!』
「じゃー俺ん家の近くかも」
『ほんと!?』
「…一緒に帰るか?」
『お願いしますっっ、』
なんだかんだで私たちは一緒に帰ることになった。
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作者名:める | 作成日時:2023年2月11日 13時