【d!】夢日記。 (ページ5)

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ぐっどないとまじっくページ5

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太陽の日差しが差し込み思わず目を顰める。壁にかかっている時計は午後14時を指していて、日差しの犯人も少しずつ傾き始めている。窓から視線を戻し机の上に広がる山積みの書類を見てため息をつき再度万年筆を握る。夏も過ぎたとはいえまだ暖かい日差しに微睡みそうになる。

いつもなら遅くても13時には俺の部屋に遊びに(邪魔しに)来るAが今日は何故か来ない。ダクトにも扉の前にもAの気配はなくどこか違和感を感じる。彼奴は朝弱いから朝食は食べに来ないし10時過ぎまで寝てることが大体やけど今日は生きてんのかってくらい物音が聞こえてこない。流石にこんな時間まで寝とったら彼奴も生活リズム狂うやろ、と思い起こしに行こうと席を立つ。どうせまた「おかんやん」とか言われるんやろうけど。
扉を開け廊下を歩いているとふらふらした足取りのAがいた。なんや起きたんか。てかなんで彼奴あんなふらふらなん？いっつも長時間睡眠で軽い足取りで歩いてるやん。

「ぁ、トントンおはよぉ」

俺に気付いたAの表情はぼんやりしていて薄くクマが出来ている。おまけに語尾も間延びしていていつものAらしくない。

「おん、おはよう。...大丈夫か？」
「んー？何が？至って普通やで」
「普通ちゃうやろ、超ロングスリーパーのくせにクマ出来とるやん、寝たん？」
「んー...寝たんかなぁ...あんまよく覚えてないねんな、...熟睡した気はせぇへんなぁ...｣
「はぇー、珍しいこともあんねんな、疲れてんとちゃう？」

本当に記憶がなさそうな素振りに驚く。布団に入ったら3秒で寝るような奴なのに熟睡出来なかったとか珍しいな。そんな体力使うような任務最近行かせてへんしなんなら昨日の昼間はゾムとシッマと遊んでた。それくらいでへばるほどAもやわちゃうしなぁ...。

「全然元気やで？てかトントンこそ疲れてんちゃう？...ぁいや昨日は寝てたんか」
「ん？寝てへんけど」
「ぇ、寝てないの？夜中トントンの部屋の電気消えてたやん」
「寝てないですぅ、3徹目ですぅ...夢でも見たんちゃうん？」
「...あー、...夢...」