【d!】夢日記。 (ページ13)

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えれくとりっくどりーむページ13

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今日は平和やなぁと監視カメラを覗きながら思う。珍しくシャオロンもコネさんもゾムも内ゲバしとらんし大先生がトントンに怒られてもない。昨日の晩飯のときに寝起きでぽやぽやでアホみたいなことしか言っとらんかったAも元気そうやしええ日やな。Aの顔色までは見えへんけど。

｢…ほんまにA元気か？これ｣

元気やなぁと思ってたら急に何もないところで転けるA。よう見たら足取りが覚束無いというかふらふらやし大丈夫か？

｢ろぼろー、｣

タイミングがええんか悪いんか転けた張本人からインカムで連絡が来る。いつもの常に毒含んでそうな声ではなく舌っ足らずな声で驚く。

｢なしたん？転けとったけど｣
｢あれ、今日は繋がった…あー、ロボロ今ひま？そっち行きたいねんけど｣
｢…おん、別にかまへんけど｣

じゃあ行くねとだけ言われ一方的に切られる。部屋行ってもええか確認とる前に何か言うとったけど声小さくて聞こえへんかったな。何言うたんやろ。
ぼんやりそんなことを考えていたら強めのノックが聞こえてくる。あんな強くノックしてくるんAくらいやし何の確認もとらず扉を開ける。

｢やっほぉ｣

呑気な言葉とは裏腹に昨日よりも濃いクマのある昨日よりも血色の悪い顔をしたAがそこには立っていた。夜中にこいつ見たら幽霊と間違えそうやな…。

｢えらい顔色悪いで？またクマ濃くなっとるし｣
｢遂にお前もおかんみたいなこと言うんや、ご覧の通り元気やで？｣
｢さっき転けてたやろ…そんで？トントンのとこ行かへんでここ来た理由は？｣
｢お見通しやねぇ、流石やわ｣