溺愛 × 独占 = Kiss？

通常運転 ページ1

.



「ん〜！！よく寝た〜！！」



現在の時刻は朝の6時



なんでこんなに早起きしてるかというと、私はあの有名なSEVENTEENのマネージャー兼家政婦なのでみんなの朝ご飯を作らなきゃいけないんです。



元々私は、ショコラティエになりたくて製菓の専門学校に行っていて、その頃は私の実のオッパがマネージャーをしていましたが、私が専門学校を卒業するまでは。( ちなみに私は遅れて専門学校に入学したので年齢的には韓国年齢で22歳です )



しかし、オッパは小さい頃から抱いていた夢を再び追い掛けたいと私にマネージャー業を受け継がせアメリカへと旅立って行きました。



私のショコラティエになりたいという夢はどうしてくれるのか！と最初は嫌々でしたが、みんないい人で優しくしてくれるしちょっと騒がしいですが毎日楽しいので今はマネージャー兼家政婦として日々生きてます。



「今日は朝ご飯なにがいいかな〜？」



パジャマ＋スッピン＋若干の寝癖＝THE寝起き姿で冷蔵庫の中を確認。



「卵とウィンナー、お野菜もある」



朝ご飯は、スクランブルエッグにウィンナーに蒸し野菜のサラダとトーストで決定。



さっそくキッチンでメンバー全員の朝ご飯を作っていると、背後に近付く誰かの気配。



「わっ！！」



誰だろうと振り返ろうとした時、後ろから思いっきり抱きつかれました。



「誰？！」



？「誰でしょ〜う」



「誰だ…っ！痛いっ！ウォヌオッパでしょ！」



WN「正解〜、朝ご飯？」



ウォヌオッパは噛み癖があって、朝いつも私に会うと必ずと言っていいほど毎日首あたりを噛んでくる。



歯が生えたての赤ちゃん並みに痛い。



「もう！毎日毎日噛むのやめてって言ったでしょ？こんなに痕ついてるんだから！」



私が首らへんを見せるためにパジャマのボタンを一つ開け首が見えるようにパジャマをめくるとウォヌオッパは私の首を見てぼぉーとしてる。



やっと反省してくれたか。



WN「A…、それはやばい」



「でしょ？だからもうやめてよね！」



WN「その誘い方はやばい」



「は？！あ、ちょっと！痛い！ウォヌオッパ！」



ウォヌオッパはなにを勘違いしたのか、更に私の首に噛み付いてくる。



寝ぼけてるのかなかなか離してくれない。



「あ！ちょっとジュニオッパ！ヘルプ！ねぇ！」



ナイスタイミングで現れたジュニオッパ！



お願いだから助けて！！



.

.→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す