10. ページ11
***
.
A「 わたし、身体売ったりなんてしてないですよ 」
涼太「 うん。そうだろうなとは思った。正直最初はAちゃんのことよく知らないから、今時そんな売れ方もあるんだなって思ってたけど… 」
A「 けど?」
涼太「 今日Aちゃんに会って、話してみてそんなことするような子じゃないなって 」
A「 ふふっ。分からないですよ?今のわたしが偽物かも 」
涼太「 Aちゃんはそんな器用なこと出来そうなタイプじゃないやん 」
A「 やっぱり、片寄さんって優しいですね 」
涼太「 優しい…ねえ……Aちゃん連絡先交換しない?」
A「 連絡先ですか?」
涼太「 別に変な意味じゃなくて……なんて言うか、俺も頑張るからお互いに頑張ろうって…気持ちの高め合いみたいな… 」
A「 いいんですか?わたしなんかが… 」
涼太「 いつでも連絡してきて?レイちゃんに言えないことあったら俺が聞くし 」
A「 片寄さんは…どうしてそんなに良くしてくれるんですか…?」
涼太「 んー…Aちゃんとなら、素直にお互いのことなんでも話せそうだから…かな 」
A「 素直に?」
涼太「 うん。芸能界にいるとさ、嫌でも周りに気を使わないといけないし、嫌でも言うこと聞かないといけない 」
A「 そう…ですね…… 」
涼太「 でもAちゃんにはなんでも言える気がする。Aちゃんは裏表がないから 」
あと、なんかよく分からないけど、ほっとけなかった
あんなに酷いこと言われてるのに頑張ってるAちゃんがほっとけなかった
.
_
270人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ny***(プロフ) - 藍さん» コメントありがとうございます☆ 仕事柄ゆっくりの更新になってしまいますが、楽しんでいただけるように頑張ります(^^) (2020年1月13日 12時) (レス) id: ba28aee434 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - こんにちは(*^^*) はじめまして。 いきなりすみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2020年1月12日 12時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Ny*** | 作成日時:2019年12月27日 23時