�� ページ22
…
どちらともなく
お互いのカラダに手が伸び、
ヌナの細い指が
そろりそろりと僕の体の線をたどる。
すぐにそれは
隆起するところにたどり着いて
山の麓を徘徊し始める。
薄いパジャマなんて、指の感触を
ちょうどいい感じに伝達してくれるから
もうほんとに僕のエベレストは噴火寸前…
※エベレストは噴火しません
ヌナの指がゆっくりと
僕のボクの稜線をたどり始める。
もう、僕はヌナの唇を求めることも忘れて
その感触を全身全霊で追うために
目をつぶった。
耐えきれなくて荒くなる自分の呼吸を聞きながら
必死でヌナの柔らかいところを探す。
けど、まあ動けない僕に対して
ヌナはうまく逃げるわけで。
どんどん、
僕の気持ち良いのだけが高まっていく。
最初は麓から、だんだん頂上へ
細い指先で
柔らかい手のひらで
時には爪でところどころをひっかきながら
特に激しくもされていないのに、
ボクの先にはすでに
透明な雫が盛り上がっている。
気づけばヌナの指は
パジャマの中に潜り込んで、
直接ボクを愛でていた。
そしてまた、ゆっくりと
根本からなぞってくる指の感触に、
僕は身もだえしながらヌナの髪を撫でる。
指先がボクのてっぺんに辿りつくと、
指の腹で雫を伸ばすように
くるりくるりと山のてっぺんを撫でまわす。
僕はたまらなくなって
ヌナの頭を抱え込んだ
「ヌナっ…」
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マサル(プロフ) - ゆーこさん» ゆーこさん、コメントありがとうございますー！！嬉しいです！シリーズ化、検討しますね(^^)シチュエーションのリクエストもあったらぜひー！ (2016年1月26日 7時) (
レス) id: d2a17d379a (このIDを非表示/違反報告)
ゆーこ(プロフ) - このグクがリードするようになるまで読みたい！大好きです。 (2016年1月26日 5時) (レス) id: 0f6b47fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マサル | 作成日時：2016年1月18日 0時
