34 ページ34
*
お風呂から出た。用意してくれたタオルで身体を拭いて、りょうくんが持ってきてくれた服に着替えようと思ったけど、これはどう見てもりょうくんのお洋服ですね???これ着ちゃっていいんですか、そんな贅沢なことしちゃっていいんですか!!!ためだまだ酔っ払ってるのかなテンションがおかしい。あ、いつもか。
りょうくんのパーカーに袖を通した。ぶかぶかですよ当たり前でしょ。りょうくんと私の身長差考えてー!まぁきっとこれがてっちゃんの服でも同じことになっていたでしょう。
髪を乾かして脱衣所の扉を開いたら、なんとそこにはりょうくんがいました。出ようとしてた私をもう一度脱衣所の中に押し込んで扉を締める。それからぎゅってされた。最近よく抱きしめてくれるなりょうくん。サービス精神旺盛ですか心臓壊れちゃうよ?
「大丈夫?気持ち悪くない?」
「ん、もう大丈夫」
「いきなり虫さんから電話かかってきて、びっくりしたし、心配した」
「りょうくんいるかなって、会いたいなって思ってここに来たんだよ」
「なにそれかわいすぎ」
なんかぽろっと恥ずかしいこと言ってるな。お酒のせい。うそ。もうほとんどさめてる。
→
149人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花(プロフ) - ななさん» 温かいお言葉ありがとうございます!拙い文章ではありますが、続けて書いていけるように頑張りたいと思います! (2019年4月23日 23時) (レス) id: 20c6cc5c87 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 初めまして!素敵な読み物ありがとうございます(*'▽'*)これからも作者さんのペースで投稿待ってます…! (2019年4月22日 19時) (レス) id: 52db76b921 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花 | 作成日時:2019年4月13日 20時