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残業に残業を重ねた残業。つまりそれは残業。定時から数時間後の夜9時ようやく会社から脱出出来ました。明日が休みでよかった。疲れた早く帰りたい。りょうくんのおかえりに癒されたいし、お布団に入ってさっさと寝たい。
駅まで徒歩10分がいつもの三倍くらいに感じる。まだまだ死ねないぞ私。頑張って生きるんだ。生きて帰るんだよおおお！！！とぼとぼと歩く私の後ろから一台の車。ライトやけに眩しいななんておもってたら、Aって名前を呼ばれてひたすらびっくりした。
「りょうくん？なんでここにいるの？」
「疲れてるかなと思って迎えに来た」
やさしいかよりょうくん。王子様かよ泣いちゃう。早く乗ってって言われて助手席に乗り込めば、はいって私の好きなミルクティーをくれた。何この人やっぱり神様じゃないか。
「りょうくんありがとう」
「仕事お疲れ様」
「りょうくんだって今日撮影だったんでしょ？おつかれさまです」
「俺はね、楽しくやってるからいいの」
「見学行くのたのしみだなぁ」
「あ、今日虫さんに言っといたよ。Aが会いたがってたって」
「えっなんか緊張する」
「虫さんもてつやからAのこと聞いてたみたいで、会ってみたいって。よかったじゃん」
「てっちゃん余計なこと言ってないかな」
「それはわかんないけど」
虫眼鏡さんに会えるのはとっても楽しみだけど、てっちゃんからどんな話を聞いてるのか心配ではあります。変なこと言ってたら、殴る。
「帰ったらヤケ酒するんでしょ？」
「そうヤケ酒しようりょうくん」
「お酒弱いのに？」
「明日休みだから大丈夫だもん」
「付き合ってあげるしょうがないから」
「りょうくん今日も神様！」
「はいはい」
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花(プロフ) - ななさん» 温かいお言葉ありがとうございます！拙い文章ではありますが、続けて書いていけるように頑張りたいと思います！ (2019年4月23日 23時) (
レス) id: 20c6cc5c87 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 初めまして！素敵な読み物ありがとうございます(*'▽'*)これからも作者さんのペースで投稿待ってます…！ (2019年4月22日 19時) (レス) id: 52db76b921 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花 | 作成日時：2019年4月13日 20時
