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貴女side ページ8

Relが終わってオーラルの皆がはけていった。

しばらく私たちは動けなくてその場でいた。


その時

ふいに私は抱きしめられた。

「めちゃくちゃ泣いとるやん。」


顔をあげるとはけたはずのやまたくが目の前にいた。

「なんで…………?」

「びっくりした? また会いたくなったから会いにきたで」


「え?」

「とりあえずさ、涙
俺の袖でふきよ」

いや、枯れたで。

びっくりして枯れた。

「枯れましたよ。びっくりして」


「え、

あ、そやなwwww

てか連絡先教えてや」


え、まじで言うてんの?

こんななんでもないやつと?

「いいですけど」

「おっしゃー!!!」


やまたくは自分のズボンのポケットから

スマホを取り出して

「LINEのQRコード出してや」

「はい」


このまま私たちはLINEを交換した。


なんか夢の時間すぎて怖い。

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作者名:七海 | 作成日時:2018年12月19日 23時

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