検索窓
今日:8 hit、昨日:6 hit、合計:11,274 hit

貴女side ページ42

「そうか?でもオーラルの皆の写真見せたらな、
真ん中の人めちゃめちゃ男前って言ってた」

「あかん。照れるからやめて///」

頬を赤らめて、私を見つめる拓也

「ちょ!お母さん前にして何いちゃついてんの?」

「ごめん。お母さん」

「いや、ええんよ。

てかバンドマンの人と結婚するってなかなか厳しいんちゃう?」

そうお母さんが言ったら拓也が


「お母さん、それは僕に任せてください。」

「そうやで。お母さん。

人気のバンドマンだからお金に困らないし←」


「じゃなくて、ファンとか」


「その問題も僕に任せてください!」


"僕に任せてください"

っていう言葉にこの人とずっと一緒にいたいって思った。


私の実家から出て、アパートに帰る電車


拓也のスマホから流れてる音楽をイヤホンで片方ずつ聞く


手をずっと握りしめられたまま、拓也は私の肩でぐっすり寝てる。


キャップから覗く寝顔、ものすごくきれい。



(疲れんとんねんな。毎日お疲れ様。

やっぱり寝顔からして本当に美しいよな。

こんな美青年が私の将来の旦那で、


この美青年、今人気のバンドのボーカル。


そう考えると本当に信じられんけど、繋がれてる手とスマホの数々の写真ともらったアクセサリーを見れば、ほんまなんやなって実感すんよな



ほんまに愛してるよ。拓也。)

タクヤside→←貴女side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.1/10 (13 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
22人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:七海 | 作成日時:2018年12月19日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。