プロローグ ページ2
Aサイド
__ここはハイカラ病院のとある病室。
私は病室の窓の外を眺めると、ため息をついた。
エ「どうしたのっ！そんな暗い顔Aらしくない！」
貴「わっ！びっくりしました…」
ぼーっとしていると、急に看護師のエミカさんがドアから入ってきてポンッと私の肩をたたいた。
私、そんな暗い顔してたかな…と少し戸惑っていると…
エ「もしかして…あれ？」
エミカさんは窓の外を向いてそう言った。
私は少し…ドキッとした。
窓の外をもう一度見ると、私と同じくらいの年代のイカ達が楽しそうにおしゃべりをしている。
私は、窓の外を眺めながらゆっくりと口を開いた。
貴「私、時々思うんです。もし自分が元気だったら、今どうしてるんだろうなーって。…私がこんな病気じゃなかったら…って。」
エ「A…」
エミカさんが少し悲しそうな顔をした様な気がした。
__私は「がん」という病気だった。
昔から病弱て入退院を何度も繰り返し、最近やっと元気になれたという時に、この病気が発覚した。
…だから、
自由に遊べる、
バトルが出来る、
いつも通りの生活が出来る、
そんなイカ達を見ると、羨ましく思ってしまうのだった。
エ「あっ！そうだ！こんなのが…」
貴「これは…？」
気まずい空気の中、エミカさんが思い出した様に取り出したのは…1冊のノートだった。
エ「日記だよ日記！今日一日にあった事、自分の思いを紙にぶつけるの！どう？やってみない？」
私は少し考えると、いつも通りにこりとして言った。
貴「日記ですか…良いですね！やってみます！」
エ「Aならそうこなくっちゃ！」
私の乗り気な姿勢にエミカさんが嬉しそうにニイッと白い歯を見せる。
私は日記を手に取った。
うすいレモンの様な色の日記。
これからこの真っ白なページにどんな言葉が__物語が書かれていくのかな。
周りの世界が少し輝いてみえた気がした。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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メルヘン - 皆さんにお知らせです！詳しくは作品でお伝えしますが、更新ペースが速くなります！(一日一話更新)(もしかしたらたまに二話) (2020年2月28日 22時) (
レス) id: 83d5711c0a (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 申し訳ありません！まず見てくださる方が居るかどうか分かりませんが()今日は更新しません！お手数かけますが明日までお待ちください。明日一気に二話更新します！ (2020年2月25日 17時) (レス) id: 83d5711c0a (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 倉持莉愛?さん» マジですかいな！大丈夫か！？忙しくないんか！？(母親か) (2020年2月12日 17時) (レス) id: eb8d5425b3 (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 倉持莉愛?さん» うわ久しぶりだよっ！さ○みだよっ！((殴 (2020年2月12日 17時) (レス) id: eb8d5425b3 (このIDを非表示/違反報告)
倉持莉愛?(プロフ) - メルちゃん久しぶり！覚えてるかな！？w (2020年2月11日 21時) (レス) id: 9f4e2bf6bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メルヘン | 作成日時：2020年2月6日 12時
