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3話 ページ4

no-side


場所は車の中。桜乃の顔は、相変わらず焦りと不安で青ざめている。



スミレ「今日の大会はどいつもこいつも小粒ばっかの試合だろーけどさ、あたしの教え子の息子と義娘が出場しててねー」


桜乃「あ、あの おばあちゃん・・・もしさ、試合に遅刻しちゃうとどうなっちゃうの?」


スミレ「そりゃDefだね 『失格』さ!」


桜乃「ええっ!?」


桜乃「お、おばあちゃん私あっち見てくるね!」



会場に着くと、桜乃は慌てた様子を丸出ししてスミレに伝えて走り出した。



スミレ「おかしな子だね、気をつけるんだよ!!」



ひとつため息をついて



スミレ「さて、例の王子様とお姫様はどーなってんだろうねぇ」



*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:.



一方桜乃。


間違った方向に案内してしまったリョーマとユリカを探していた。



桜乃「あ!」



芝生にリョーマがテニスバッグを枕代わりにして寝ているそばに、ユリカもいた。



桜乃「あ、あの・・・試合、間に合いました?」


リョーマ「──5分遅刻、失格《ダメ》」


桜乃「ご、ごめんなさいっ、私のせいですか!?」


リョーマ「当たり、他に誰がいる?」



少し流れる沈黙間。


リョーマが口を開いた。



リョーマ「ノド乾いた・・・」


ユリカ「買ってくる」


リョーマ「Thanks」



2人のやり取りの速さに見とれているも、桜乃は罪悪感があったようで、慌てふためいた様子で



桜乃「あ、わ、私買ってきますぅ!」


ユリカ「・・・?」



その桜乃を、ユリカは不思議そうに見つめている。


エメラルドの宝石のような緑の瞳で見つめられ、桜乃はだんだん恥ずかしくなって下を向いた。




.

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理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年5月5日 13時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
越前リョーマが好きな人 - もう更新されないんですか?更新楽しみに待ってます。 (2020年5月3日 3時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - とても良かったです! 更新されていないようですが 大丈夫ですか? (2019年9月16日 17時) (レス) id: 2d7f0bc417 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 了解です (2019年7月14日 4時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
雪女神(プロフ) - うたプリ大好き?さん» ネットの状況が不安定で、長時間の使用が出来ないんです。申し訳ありません・・・ (2019年7月13日 22時) (レス) id: 1e7a7481f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪女神 | 作者ホームページ:赤朱緋青蒼碧緑翠碧藤紫菫桃黄茶水  
作成日時:2019年5月11日 22時

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