11話 ページ12
no-side
何事もなくアップを終え、ユリカはラケットを持って部長の元へ戻って行った。
ユリカ「アップ終わりました・・・」
部長「うん、それじゃちょっとこいつと試合してもらうよ」
?「こいつって・・・言い方ってもんがあるだろ」
部長「じゃあなんて言えば良いのよ」
焔「普通に名前をだな・・・まぁいいや、私 焔真菜(ほむら まな)。風花(ふうか)とは幼馴染なんだよ」
ユリカ「風花さん・・・?」
部長「私の下の名前よ。名字は鈴峰(すずみね)」
ユリカ「そうなんですか・・・」
焔「で、あんたの名前は?」
ユリカ「越前ユリカ・・・です。よろしくお願いします」
部長「越前・・・」
焔「へぇ・・・あのサムライ南次郎の義娘ってあんたの事だったんだね。ま いいや、早く試合やろーぜ!」
ユリカ「あ、はい・・・」
部長「じゃ、審判は私がするから。いいよね真菜」
焔「うぇ、お前の審判厳しいんだよな・・・まぁいいや、他に頼れるやついねーし」
部長「始めるわよ、あなたからでいいわね?」
部長の目はユリカに向いている。
ユリカ「あ、はい、分かりました・・・」
部長「──ザ・ベスト・オブ
1セットマッチ
越前サービスプレイ」
今のユリカはラケットを右で持ち、ボールを左手に持っている。
サーブトスを上げ、思いっきり打った。
焔「!!(うおっ、結構重いな・・・)」
と心中で思いながらも、しっかりリターンしていく。
ユリカ「・・・」
ユリカは相変わらず無言・無表情でプレイ。
何回かラリーを打ち合っていくうちに焔はあることに気づく。
焔「(気のせいか・・・? 越前(ユリカ)がさっきからボールに追いつくスピードが速い気がするんだが・・・)」
しかし何を使っているわけでもなく、普通にボールに追いつこうと走っているだけ。
焔「(んなわけねぇか・・・)」
と、ここでユリカが隙を見てスマッシュを決めた。
焔「!?」
部長「(あの真菜がスマッシュをいとも簡単に決められた・・・)」
ユリカ「15-0・・・ですよね?」
部長「! え、ええ・・・」
焔「(──私がこんなあっさりスマッシュを決められた・・・今まで3年生相手でもこんなこと無かったのに・・・
越前ユリカ・・・もったいねぇなぁ)」
それからの試合は、ユリカの独壇場。
見事なストレート勝ちだった。
.
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
304人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「テニスの王子様」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
理音(プロフ) - 続き気になります!更新楽しみにしています! (2022年5月5日 13時) (レス) id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)
越前リョーマが好きな人 - もう更新されないんですか?更新楽しみに待ってます。 (2020年5月3日 3時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - とても良かったです! 更新されていないようですが 大丈夫ですか? (2019年9月16日 17時) (レス) id: 2d7f0bc417 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 了解です (2019年7月14日 4時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
雪女神(プロフ) - うたプリ大好き?さん» ネットの状況が不安定で、長時間の使用が出来ないんです。申し訳ありません・・・ (2019年7月13日 22時) (レス) id: 1e7a7481f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪女神 | 作者ホームページ:赤朱緋青蒼碧緑翠碧藤紫菫桃黄茶水
作成日時:2019年5月11日 22時