【テニプリ】越前リョーマの大切な人は･･･ (ページ7)

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６話ページ7

no-side

桜乃「えっ！？アメリカJr.大会４連続優勝と準優勝の天才少女と天才少年！？」

スミレ「何年かぶりに家族と日本に戻ってきたからこっちじゃまだ無名なんだけどネ

この大会に出場する前
「お前達は実力があるから12歳以下じゃなく14歳以下の部に挑戦してみれば」と言ってやったら

あいつとこの子は16歳以下の部に申し込んでおった」

その話を聞いた高校生は次第に顔色が悪くなり･･･

「じゃあ、この２人が噂の･･･」

｢｢越前リョーマと越前ユリカか！？｣｣

「佐々部！前に出ちまえよ！」

「遠慮すんな！得意のネットプレー見せてやれ！」

「長身のあいつがネットに出りゃ、あのおチビちゃんには実際打つとこねぇんだからな」

しかしリョーマがそう簡単にネット際に詰めさせてくれるはずもなく、佐々部はライン際でずっと足止めをされている。

それを見かねた高校生がやばくないかと話している。

「草試合とはいえ、北高テニス部員が小学生に･･･」

ﾘｮｰﾏ「ねぇ･･･得意のネットプレーはやらないの？」

不敵に笑ったリョーマがショットを決めた。

桜乃「すごーい、また決まった」

桜乃が感心して小さく拍手すると、高校生の１人が得意げな笑みでこう言うのであった。

「待てよ！今のアウトじゃねーの？」

佐々部「！･･･ふっ。バーカ！誰が入ってるって言ったよ･･･当然アウトだっつーの！」

意図が分かったのか、佐々部はボール跡を踏んで偽判定を押し付けた。

桜乃「え！？うそ！？」

ユリカ(うん、嘘･･････ちゃんと入ってる)

そこから、いくらリョーマがショットを決めてもアウトと言われる。

桜乃「ズルーイ、今のも絶対入ってる･･･」

ユリカ「･･･ほんと汚いよね。自分が弱いからって」

スミレ「まぁ、この試合はセルフジャッジで行われているから･･･奴のコートの審判権利は奴にある」

桜乃「そんなぁ･･･」

ユリカ「･･･大丈夫、リョーマはあんな汚い手に負けないから」

あくまでユリカはリョーマが勝つと言って揺るがない。

スミレ(さすが、６年間ずっと一緒におっただけはあるの)

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