【暗殺教室】マイペースな美少女はE組 (ページ17)

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転校生の時間・二時間目(２) ページ17

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入ってきたのは、白装束を来た明らかに転校生には見えない人だった。

しかも入ってきたあとには手品を披露するという……。

シ「ごめんごめん驚かせたね。転校生は私じゃないよ。

私は保護者。まぁ白いし、シロとでも呼んでくれ」

茅「いきなり白装束で来て手品やったらビビるよね」

渚「うん。殺せんせーでもなきゃ誰だって……」

しかし殺せんせーは、液状化して天井に貼り付く張っていた。

「「「ビビってんじゃねーよ殺せんせー！！！」」」

「奥の手の液状化まで使ってよ！！」

殺「いや…律さんがおっかない話するもので」

殺せんせーの弱点15

噂に踊らされる

殺「初めましてシロさん。それで肝心の転校生は？」

シ「初めまして殺せんせー。

ちょっと性格とかが色々と特殊な子でね。私が直で紹介させてもらおうと思いまして」

シロは殺せんせーにようかんを渡し、クラス全体を見回す。

ふとスマホをいじっている刹那に目が止まり、目を見開いた。

が、すぐに戻った。

殺「何か？」

シ「いや、皆いい子そうですなぁ。
これならあの子も馴染みやすそうだ。

席はあそこでいいのですよね殺せんせー」

指した場所は、刹那と律の間。

殺「ええ、そうですが」

シ「では紹介します。

おーいイトナ！！入っておいで！！」

皆ドアの方に意識を集中させているが、刹那の耳に背後から歩くような音が聴こえ、後ろを振り向いた。

途端に教室の壁が壊された。

そこから入ってきた転校生のイトナだろう。

糸「俺は勝った。この教室の壁よりも強い事が証明された。

それだけでいい……それだけでいい……」

『……』

さすがの刹那も、目を細めて困ったような表情をしていた。

シ「堀部イトナだ。名前で呼んであげて下さい。

ああそれと、私も少々過保護でね。しばらくの間、彼の事を見守らせてもらいますよ」

＜白ずくめの保護者と話が読めない転校生＞

＜今まで以上にひと波乱ありそうだ＞

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