【暗殺教室】マイペースな美少女はE組 (ページ11)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:45,430 hit

克服の時間(２) ページ11

.

始まったイリーナと烏間の戦い(？)。

イリーナは上着を脱いで、木の後ろに回る。

烏(所詮この程度か。

……ナイフを奪って終わりだな)

烏「…いいだろう、殺れよ。どこにでも当てればいい」

ビ「うふ、嬉しいわ。

じゃ…そっちに行くわね」

さっきと反対方向から出てきたイリーナ。

反対方向から出てきたのには訳がある。

その訳は………。

脱いだ上着に仕掛けてあったワイヤートラップを活用させるため。

体勢を崩した烏間は、急いで立ち上がろうとする。

しかしそれは一手速かったイリーナによって防がれた。

「「烏間先生の上を取った！！」」
「「やるじゃんビッチ先生！！」」

いつの間にかギャラリーも増えていた。

ビ(もらった…！！)

そのまま烏間にナイフを振りかざすイリーナだったが、間一髪と言うところで烏間に止められてしまった。

ビ(しまった！！力勝負になっては打つ手がない…！！

どうすれば………)

ビ「……カラスマ……

殺りたいの。ダメ？」

烏「殺させろとすがりつく暗殺者がいるか！！諦めが悪い！！

…もういい、諦めが悪い奴に今日１日付き合えるか！」

半ギレ状態で怒鳴る烏間だが、彼の方が先に諦めたようで、自らナイフを持っているイリーナの手を離した。

すると当然のようにナイフは烏間に当たるわけで、勝負はイリーナ勝ちとなった。

「「当たった！！」」
「「ビッチ先生残留決定だ！！」」

生徒達も、イリーナの残留に大騒ぎして喜んでいた。

『……やっぱE組の英語教師はビッチ先生だよね』

.