【暗殺教室】紅桜と桃色の恋【赤羽業】 (ページ9)

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第７話ページ9

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５時間目、国語。
私にとって得意でも苦手でもない、普通というところ。

私とカルマの席の間を先生が通った時……またカルマは不意打ちを仕掛けようとした。

…無理だって。

そして殺せんせーは、手入れをしながら島木健作の「赤蛙」を音読している。

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授業終了後、隣を見るとカルマが居なくなってる事に気づく。

……暗殺失敗してイラついてるのかな。

ま、私には関係ないか。

そう思ってたのに、何故か私の足は帰宅路とは別の方向に向かっていた。

ダメだ。彼(カルマ)に会ってからの私はなんだか可笑しい。

他人(カルマ)が気になってしまう。

しかも、カルマって名前を聞くたびに、思い出すたびに浮かんでくるのは、私を助けた時に見せたあの笑顔…。

なんだか疲れる……。

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