第３話 ページ5
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今現在小テスト中。
………………なんだけど、殺せんせーが壁にパンチ(弱)してるせいで
ブニョンブニョンという気味の悪い音が響いて皆全然集中出来てない。
あ、私？
終わったよ、結構簡単だったし。
寺坂「よォ、カルマ。
あのバケモン怒らせてどーなっても知らねーぞー」
村松「またおうちにこもってた方がいいんじゃなーい」
うるさいな。
業「殺されかけたら怒るのは当然じゃん寺坂。
しくじってちびっちゃった誰かの時と違ってさ」
寺坂「ちびってねーよ！ テメ
ケンカ売ってのか！？」
うるさいな。(２回目)
殺「こらそこ！！ テスト中に大きな音立てない！！」
前原「いやあんたの触手もうるさいよ」
前原……だっけ？
ナイスツッコミした。
業「ごめんごめん、殺せんせー。
俺もう終わったからさ、ジェラート食って静かにしてるわ」
殺「ダメですよ授業中にそんなもの。
まったくどこで買って来て…」
先生のじゃないの？
殺「それは昨日先生がイタリア行って買ったやつ！！」
え、本当に先生のだったんだけど……。
業「あ、ごめーん。教員室で冷やしてあったからさ」
殺「ごめんじゃ済みません！ 溶けないように苦労して寒い成層圏を飛んできたのに！！」
業「へー……で、どーすんの？ 殴る？」
殺「殴りません！ 残りを先生が舐めるだけです！！」
それって軽く間接……やめとこ。
ていうか先生が歩いてる先に対先生BB弾が落ちてるんだけど。
先生ジェラートに気取られて気付いてないようだし、あれ完全に踏むんじゃない？
ﾊﾞﾁｭｯ
殺「！！(対先生BB弾！？)」
踏んだよこのタコ。←
業「あっはは、まァーた引っ掛かった」
カルマって性格悪いな〜。
別の意味では良い性格だけど。
業「何度でもこういう手使うよ。
授業の邪魔とか関係ないし。
それが嫌なら、俺でも俺の親でも殺せばいい」
何度でもって、そう何度も上手くいくかな〜。
業「はいテスト、多分全問正解。
じゃね「先生」〜 明日も遊ぼうね」
あ、帰った。
てかカルマ鞄持ってきてないのにどうやってテスト答えたんだろ。
カルマの席を見てみると、机には私のシャーペンが乗ってた。
あいつ、いつの間に……。
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作者名：雪女神 | 作成日時：2018年9月8日 20時
