【暗殺教室】紅桜と桃色の恋【赤羽業】 (ページ4)

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第２話ページ4

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誰なんだろう……。

そう思っていた矢先、渚と杉野が足を止めてこちらを見ていた。

そして渚が口を開く。

渚「カルマ君、帰って来たんだ」

業「よー、渚君。久しぶり」

へぇ……カルマって言うんだ。

業「わ、あれが例の殺せんせー？
すっげ、本トにタコみたいだ」

カルマは、掴んでいた私の手を離すと、殺せんせーの方に歩いていってしまった。

殺「赤羽業君…ですね。今日から停学明けと聞いてました。
初日から遅刻はいけませんねぇ」

顔を紫色にして、バツ印を顔に浮かばせた。

…………毎回思うけど、殺せんせーの触手ってどうなってんの？

なんて考え事してたら、突然乾いた音が聞こえてきた。

音のした方に目を向けると、何故か握手した方の触手が溶けてる殺せんせーが居た。

………って、え、マジか。

更にカルマが追い討ちかけるようにナイフを振るけど、殺せんせーには避けられた。

業「…へー、本トに速いし、本トに効くんだ。細かく切って貼っつけてみたんだけど」

細かく切って貼るって……。
なんかあいつがやってると思うとシュールっていうか……。

業「あッれェ？先生ひょっとしてチョロイひと？」

殺せんせー怒るよ～。
なんて絶対言わない。

まぁとにかく、教室に戻って小テストの準備しなくちゃだね。

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