【暗殺教室】紅桜と桃色の恋【赤羽業】 (ページ11)

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第９話ページ11

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状況が未だに理解できなくて、放心状態でいると、渚が心配そうな表情で私の顔を覗き込んだ。

渚「ウルルちゃん、大丈夫？」

雨「え……あ…大丈夫…」

気づくと、カルマは無事だった。

さしずめ、殺せんせーが助けたのかな……。

業「あれ、ウルルちゃんも居たんだ」

雨「……さっき来た」

業「へぇ…」

……呑気だなぁ。

こっちは嫌な記憶がしゃしゃり出てきて大変だったのに。

ま、言ったとこでカルマが分かってくれるかは知らないけど。

殺「ウルルさん、ようやく他人を気遣えるようになってきましたね。先生感動です！！」

雨「先生……私の事、冷たい最低女だと思ってたでしょ」

殺「いえいえ、貴女はいつか他人に心を開く事が出来ると、先生信じてましたよ！」

雨「……あっそぅ…」

殺せんせーと居ると何か調子狂うな……。

けど、同時になんだか楽しくなってきたような感じがする。

さてと、明日から私も積極的に暗殺に加わろうかな。

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