【BLEACH】空が蒼い (ページ3)

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乱菊「もう信じらんない！」

只今、松本乱菊は大変ご立腹である。

それもそうだ。

副隊長の定例会が入り、Aと約束していた甘味処に行けなくなってしまったからだ。

A「もう、ちょっと日が延びただけじゃないですか。」

乱菊「そうだけど･･･」

A「･･･はぁ、乱菊さん、甘味処行ったとき遠慮なく食べて良いですから、定例会頑張って下さい。」

Aの台詞に、乱菊の表情が明るくなった。

乱菊「本当！？Aありがとう！！」

乱菊はAを強く抱き締めたあと、元気一杯で「行ってくるわ！」と言って瞬歩で消えた。

A「はぁ～･･･大変だ。」

Aは乱菊が去った後、少し整理して隊舎をあとにした。

廊下を歩いていると、別隊(十一番隊)の同席・斑目一角と、彼の同隊五席・綾瀬川弓親とばったり会った。

A「あ、一角と弓親。」

一角「よう、A！」

弓親「元気だった？」

A「うん、元気だよ。
２人共こんなところで何してるの？」

一角「気晴らしの散歩だ。」

A「そうなんだ。」

弓親「それにしてもA、また美しくなったんじゃない？」

A「え、そ、そう？あ、ありがと･･････」

Aの白い頬が少し赤くなった気がした。

昔から何かと褒められるのが苦手らしい。

A「あ～、それじゃ、私はもう行くからね。」

一角「おう、じゃあな。」

弓親「ばいばい。」

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