風磨先輩、結婚しましょう

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私の目の前の、ツンデレ風磨先輩は何を言ってるんだ？



「だってお前、甘〜い♡看病したいんだろ？やらせてやるよ」



あーん、なんて言って口を開けて待っている風磨先輩。




…こんなの、キュンキュンしないわけないじゃん！？


きっと、風磨先輩なりの甘え方、なんだと思うけれど。


この人は、本当にずるい。


私が風磨先輩のこと好きだって、わかっててやってる！！



『もう、風磨先輩って本当に、私をドキドキさせる天才ですよね、好きです』



なんて言って口にゼリーを運んであげると、パクっと食べた。

やば、小動物みたいで可愛い。



「ん、うま。でもお前手震えすぎ、ゼリーぷるっぷるしてたんだけど、食べにくいわ」


『だって、しょうがないじゃないですか、緊張しますもん…』


なんて言うと、風磨先輩はまたまた爆弾を投下した。





「お前は俺のことだーいすきだもんな？」



『は、い！？』



…なんですか、この可愛い生き物！！


今日はなんかめっちゃ甘々じゃないですか！？


不謹慎だけど、お熱最高です…



『風磨先輩…今日一段と可愛いですね、とりあえず写真一枚撮らせてください』


「やめろ」


『あっそれは駄目なんですね』


まぁ撮ったけど。



そんなこんなでゼリーを完食させて、薬を飲んで、風磨先輩は寝てしまった。

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