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宇髄side
『俺、夢でみたんです』
“『前世の恋人が"宇髄天元だ"って』”
時が止まったように感じた
海斗は、前世の夢をみたのか?
もしかして、海斗が前世について聞いてきた日に
みたのか?
あの、懐かしい夢と同じ内容の夢を海斗はみたかもしれないのか…?
『?』
『宇髄先生?』
海斗side
宇「…。」
『?』
どうしたんだ?
『宇髄先生?』
さっきから宇髄先生が固まっている…
あ、あれ…??
もしかして…嘘ついてないっ?
ホントに知らない!?
えええ俺の思い違いだった‥!?
うわあ恥ずかしいなんで俺早とちりしてんだよおっ
宇「あ、あぁ。悪い」
『いえ…』
どうしようこの空気っ
重いぞ誰か軽くしてくれっ←←
宇「前世の夢をみたのか?」
『は、はい…多分それらしきものをみました』
勘違いだったら恥ずかしいから一応保証はつけておいた←←
宇「俺たち夢で何してた?」
『何…って、甘味処みたいなところで一緒にお話したり、あと俺が死ぬ間際に
宇髄先生に大好きですって言ってたり…』
宇「ッ…!!」
宇髄先生、驚いてる…
もしかして、同じ夢をみたのか…!?
宇「実は俺…前世の記憶持ちなんだ… 」
『えっ…』
前世の…記憶…持ち??
『っじゃあ!前世の記憶、あるんですか!?』
宇「ああ。」
『じゃあ俺がさっき言った夢の内容は…っ!』
宇「合ってる」
『ッ…!!』
嘘だろ…前世でも宇髄先生と一緒だったってことか!?
『すごい…これは、運命ですよ!!もう!』
宇「!」
宇「(喜んでる…!)」
『すごいですよね!?運命って本当にあるんですねっ!』
宇「…。」ポカーン
『? どうしたんですか?』
宇髄先生、ポカーンってしてるけど…
宇「あ、いや…」
『それより!どうして前聞いたとき嘘ついたんだよっ!!』
そうだ、それがずっと聞きたかった!
宇「本当のこと言ったら、何かが壊れそうで、失いそうで怖かったんだよ…!」
壊れる?失う??
ふざけんな
『俺はそんなヤワじゃねぇっ!』
『いいかっ?俺はな、いろんなことはもう覚悟できてんの。だからずっと一緒にいるわけ!!』
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あんみつ - 青月争さん» 本当にありがとうございます!励みになります!更新頑張ります! (2020年11月23日 22時) (レス) id: 0a07c79fe0 (このIDを非表示/違反報告)
青月争 - もろ好みのお話です!更新気長に待ってます♪ (2020年9月24日 21時) (レス) id: 9ede796b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんみつ | 作成日時:2020年7月12日 13時