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コトッ
『ッ!』ビクッ
反射的に驚いてしまった…
フワッ
『ぅわ…いい香り』ボソッ
なんだろう、この香り
甘くて、緊張がほぐれる香りだ
『ホットミルク…?』
宇「ああ。」
多分、温めたミルクにはちみつを入れたんだ
『いただきます…』
ゴクッ
『〜ッ。*゚+*.』ホワホワ
宇「(ウ"ッ…可愛いと思っちゃだめだ可愛いと思っちゃだめだ可愛いt(()」
温かくて、頬が緩(ゆる)む
体の芯から温まっていくのがわかる
宇「ん"んっ、で、話なんだが…」
『ッ!は、はい』
ダメだ!気を引き締めないと…!
宇「すまなかった」
『ぇ』
えっ?どうして急に?
宇「俺は恋人を犯人だと疑ったにもかかわらず、そのことについて謝りもせずに
海斗が忘れてることをいいことにそのままよりを戻そうとした…」
宇「海斗は相当辛い思いしたのに…苦しんだはずなのに…!!」
宇「本当に、すまなかった」
『…』
宇髄先生、わざわざそれを言うために
俺を追いかけて来てくれたんだな…
『…ッ』ブワッ
宇「!?」
宇「お、おい…」
宇「フッ…」ギュッ
『うううう宇髄せんせぇぇ』
宇「ほら、眼鏡外せよ…濡れるだろ?」カチャッ
『うぅ…』キラキラキラ〜
宇「(やっぱり、めっちゃ美形なんだよなぁ←←)」
『俺、結構心にきたんですよッ!?』
『俺、心のどこかで宇髄先生は信じてくれるって…思ってた』
『でもッ、宇髄先生のあの表情…』
人を疑うような表情…
ずっと脳裏に焼き付いてる
宇「あぁ…すまない」
『ッ許しますよ!!』
『あっ!あと!!』
『宇髄先生、嘘つきましたよね…!!』
危ない、忘れるところだった
宇「ん?」
『俺、夢でみたんです』
『前世の恋人が、"宇髄天元だ"って』
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あんみつ - 青月争さん» 本当にありがとうございます!励みになります!更新頑張ります! (2020年11月23日 22時) (レス) id: 0a07c79fe0 (このIDを非表示/違反報告)
青月争 - もろ好みのお話です!更新気長に待ってます♪ (2020年9月24日 21時) (レス) id: 9ede796b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんみつ | 作成日時:2020年7月12日 13時