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73. ページ48

コトッ

『ッ!』ビクッ

反射的に驚いてしまった…


フワッ

『ぅわ…いい香り』ボソッ


なんだろう、この香り

甘くて、緊張がほぐれる香りだ


『ホットミルク…?』

宇「ああ。」


多分、温めたミルクにはちみつを入れたんだ

『いただきます…』

ゴクッ

『〜ッ。*゚+*.』ホワホワ

宇「(ウ"ッ…可愛いと思っちゃだめだ可愛いと思っちゃだめだ可愛いt(()」


温かくて、頬が緩(ゆる)む

体の芯から温まっていくのがわかる

宇「ん"んっ、で、話なんだが…」

『ッ!は、はい』

ダメだ!気を引き締めないと…!





宇「すまなかった」

『ぇ』

えっ?どうして急に?


宇「俺は恋人を犯人だと疑ったにもかかわらず、そのことについて謝りもせずに
  海斗が忘れてることをいいことにそのままよりを戻そうとした…」

宇「海斗は相当辛い思いしたのに…苦しんだはずなのに…!!」

宇「本当に、すまなかった」

『…』


宇髄先生、わざわざそれを言うために

俺を追いかけて来てくれたんだな…


『…ッ』ブワッ

宇「!?」

宇「お、おい…」


宇「フッ…」ギュッ

『うううう宇髄せんせぇぇ』

宇「ほら、眼鏡外せよ…濡れるだろ?」カチャッ

『うぅ…』キラキラキラ〜

宇「(やっぱり、めっちゃ美形なんだよなぁ←←)」


『俺、結構心にきたんですよッ!?』

『俺、心のどこかで宇髄先生は信じてくれるって…思ってた』

『でもッ、宇髄先生のあの表情…』


人を疑うような表情…

ずっと脳裏に焼き付いてる


宇「あぁ…すまない」

『ッ許しますよ!!』




『あっ!あと!!』

『宇髄先生、嘘つきましたよね…!!』

危ない、忘れるところだった

宇「ん?」


『俺、夢でみたんです』



















『前世の恋人が、"宇髄天元だ"って』

74.→←72.



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あんみつ - 青月争さん» 本当にありがとうございます!励みになります!更新頑張ります! (2020年11月23日 22時) (レス) id: 0a07c79fe0 (このIDを非表示/違反報告)
青月争 - もろ好みのお話です!更新気長に待ってます♪ (2020年9月24日 21時) (レス) id: 9ede796b6e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんみつ | 作成日時:2020年7月12日 13時

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