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放課後、先生に美術準備室に来いと言われた
話し相手になれだってさ
なんだよそれ…って思うけど実質俺は暇だから行くんですけどね
ガラガラガラッ
『宇髄先生…?』
宇「おー海斗、来たか」
『まぁ、暇だったので』
宇「じゃあここに座ってろ」
『ああ。はい』
宇「えーと、じゃあわりィけどそこの紙これとこれに分けてくんね?」
『ぇ…手伝うの…(小声)』
話すだけかと思ってたのに…
宇「うん?なんか言ったか?(黒笑)」
『ヒイッ!いえ、快くお手伝いさせていただきます』
宇髄先生って地獄耳なのか?
まさか聞こえてたとは
『そういえば…ここにくるの久しぶりですね』
宇「ああ、確かに…あのときは…」ニヤァ
『うわああああっやめてください!///』
俺の黒歴史がぁ
よみがえるぅぅぅ…
『確か宇髄先生と会いたくなくて授業サボったんだっけ』
宇「会いたく…なかった…?」
あっやべ…
口に出してた?
『ああ…いや、違います』
宇「…」ズーン
完全に落ち込んでる
『そのとき、宇髄先生のこと…勝手に意識してて…//それで気まずくて』
宇「!」ギュッ
『!?//先生!?』
宇「お前ってやつはぁ…可愛すぎんだよぉぉっ…!」
『えっ…かわっ…そうですかねぇ???』
宇「調子にのるな」
『はい』
なんか…こうやって話すの久しぶりだなぁ
微笑ましい
『プッあははっ』
宇「なんだ?急に笑いだして」
『はあ…いや、なんかこういうの久しぶりだなぁって』
宇「久しぶり?」
『ほら、こんな普通の話。前は質問とか疑ってたじゃないですか。今は2人でゆっくり話してるじゃないですか』
宇「ああ。確かに」
『なんか…こういうのいいですよね。だって…いかにも恋人(小声)って感じがする//』
宇「ああああああ…。喰っちまいてぇ」
宇「なぁ…キスだけ…いいか?」
『えっ!?は…はいぃ///』カアァァッ
誰も入って来ないよな
ガラガラガラッ
冨「おい、ここに誰かいるのか?」
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あんみつ - 青月争さん» 本当にありがとうございます!励みになります!更新頑張ります! (2020年11月23日 22時) (レス) id: 0a07c79fe0 (このIDを非表示/違反報告)
青月争 - もろ好みのお話です!更新気長に待ってます♪ (2020年9月24日 21時) (レス) id: 9ede796b6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんみつ | 作成日時:2020年7月12日 13時