流２ ページ10
何も解消できず悩んでいると父が「どうした」と聞いてきたので剣持の事を相談する
「もしかして、幼少期に会ってた男の子の知り合いだったりして...」と笑いながら言い放つがその一言で頭がストンと整理されたA
持ち前の記憶力をフル活用して昔の事を思い出して書き出す作業をする
そして記憶力に自信がある筈の自分の幼少期にぽっかりと思い出せない部分がある事に気付く
母は覚えていないので父に当時の事を聞いてみると
�爐△詁�紫髪の男の子に会って引越しする前日まで遊んでいた��
という全く記憶にない出来事があった事が発覚して剣持も紫色の髪色をしている共通点を見付ける
後日、早めに登校すると既に剣持が居て本をスマホを弄っていたので荷物を置いてから彼の前に座る
Aに気付かないで画面に集中する剣持を見ているとノイズがかった記憶が揺らぎ砂嵐の向こうの少年もこちらに気付かないで空を見上げている
少し頭痛がして頭を押さえると剣持が「あれ、何時から居たんですか？」と話しかけてきて記憶の少年と声が重なる
「......さっきから居たよ」って答えると剣持は少し目を開いた
頭を押さえながら「なんだかね、剣持君を見てると昔遊んだ人を思い出すんだ」と話すと剣持がガタッ‼と立ち上がり目の前に屈んだ
剣「もしかして...でも今までそんな事一度もなかったのに」
ぶつぶつと呟きながらそっとAの頭を優しく撫でる剣持
消えたはずの記憶が少しづつ晴れ目の前の男の子が過去の男の子と重なり一致した
「また....いつか絶対に会おう...ね？」
ポツリと思い出した約束はしっかりと剣持の耳に届き笑顔を浮かべながら「いつになるかも分らない約束、叶いましたね」と嬉しそうに言った
彼の一言で頭の痛みが治まるのと共に記憶のノイズが晴れていく
それから剣持の話をした
何で見た目が変わっていないのか
Aは記憶を忘れていたのに父親は覚えていたのは何故なのか
途中でクラスメイトが登校してきて椅子に座るAと正面で屈む剣持の構図に色々と突っ込まれたりして
�狷鷽佑肋�さい時に知り合いでさっきそれを思い出した�瓩箸い�設定にして口裏を合わせて
そのお陰か二人が仲良くなったことに誰も疑問を抱かず質問攻めされずに済んだ
離れていた頃の話をたくさんして、一緒に遊んだ公園の話もして
�爐海譴�らは一緒に居よう�瓩反靴靴ぬ鸞�を結んだ
ルート分岐と別パターン有
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作者名：黒梟 | 作成日時：2023年1月8日 23時
