検索窓
今日:2 hit、昨日:33 hit、合計:7,791 hit

knmc「あれ...まさか...?」 ページ7

物心がついて直ぐの頃

近くの公園で遊ぶのが日課になっていて

その日も変わらず公園に遊びに出かけた

同い年の子が沢山いる中で一人だけ

いつもは居ないお兄ちゃんがベンチで空を見上げていた

ずーっと空を見上げているから

『隣に座れば何か見えるかも』と一緒に空を見上げる

暫く空を見上げていたら不意にくしゃみが出た

空を見上げていたお兄ちゃんは此方を見下ろして

「あれ、何時から隣にいたの?」と話しかけて来た

「さっきからいたよ」って答えたら

「気付かなくてごめんね」って頭を撫でてくれた

お兄ちゃんはその後もずっと頭を撫でていて

お母さんが呼びに来た時

「じゃあね」って手を振って見送ってくれて

私は「またね」って手を振った

設→←余



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:2j3j , 短編集 , knmc
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒梟 | 作成日時:2023年1月8日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。