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knmc「あれ...まさか...?」 ページ7
物心がついて直ぐの頃
近くの公園で遊ぶのが日課になっていて
その日も変わらず公園に遊びに出かけた
同い年の子が沢山いる中で一人だけ
いつもは居ないお兄ちゃんがベンチで空を見上げていた
ずーっと空を見上げているから
『隣に座れば何か見えるかも』と一緒に空を見上げる
暫く空を見上げていたら不意にくしゃみが出た
空を見上げていたお兄ちゃんは此方を見下ろして
「あれ、何時から隣にいたの?」と話しかけて来た
「さっきからいたよ」って答えたら
「気付かなくてごめんね」って頭を撫でてくれた
お兄ちゃんはその後もずっと頭を撫でていて
お母さんが呼びに来た時
「じゃあね」って手を振って見送ってくれて
私は「またね」って手を振った
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作者名:黒梟 | 作成日時:2023年1月8日 23時