【2j3j】他力本願『ネタ流し』5 (ページ42)

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knmc「揺り籠」ページ42

「見てください教祖様！」

信者の一人が教祖に面会を求めて来たかと思えば妊娠したことを伝えに来た様で

剣「おめでとうございます、元気な子供が生まれる事を祈っています」

当たり障りのない祝いの言葉を述べて終わるかと思いきや

「もし叶うのであれば、教祖様が名前を付けては下さりませんか？」

と頼まれた。過去にも何回か頼まれたる事があったがその度に

『大切な我が子の名前を他人に任せて良いのか...』なんて呆れながら断っていた

しかし今回はとても献身的な信者夫婦からの頼みだったので仕方なく名前を付けてあげる事に

剣「そうですね...それではAにしましょう。その子の名前は虚偽Aです」

性別は女と分かっていたらしく『最低限大人になっても困らない名前』を考え付ける

夫婦は涙を流して喜んび付き添いで来ていたもう一人の信者も名付けをしたことに驚いていた

「ありがとうございます！」と感謝を言いながら部屋を後にした夫婦を見送る

...この時の剣持は名付けをしただけで大事になるなんて思いもしなかったのである...