検索窓
今日:32 hit、昨日:10 hit、合計:7,788 hit

ページ19

近隣住民や遊び半分で挑んだ一般人からの被害報告が相次ぐ廃校

その問題を解決するべく任された剣持と椎名は昼間に下見をして一番報告が上がる深夜2時に再度挑む

日中とは比べ物にならない程膨れ上がった霊に入る前から泣き叫ぶ椎名を引きずりながら入る剣持

不思議な事に校庭には一体も出ていない霊と屋上から見られている視線が気になりながら下駄箱に入る

中には一人の少女がいて『ロリッ』と反応しそうになった剣持を叩き椎名が「おさらばしいな!」と叫ぶ

が、少女は煙の様に霧散し再度姿を現した上に数が増えたので椎名号泣、剣持も殴れず避ける事で回避

少女は追いかけてくる事無く下駄箱に残り別の霊が廊下を埋め尽くすくらいの勢いで襲い掛かってくる

腰に捕まる椎名に怒りながら竹刀を振る剣持がひたすら物理除霊をしていき一向に進めない状況が一時間程度も続いた

叫び疲れた椎名と暴れ疲れた剣持が限界を感じて玄関口まで後退

勿論、少女が待ち構えていて不味いと思ったが以外にも何もされずに外に出る事ができた

校庭で座り込んで休む二人が校舎内を見ると玄関口に少女が立っているだけで他の霊は見当たらない

外に出てこない事と言い玄関には少女しかいない事と言い違和感を感じながらその日は帰宅

翌日の深夜も挑み叫びながら辛うじて祓う椎名と竹刀を振る剣持が校内で暴れまわる

そして一時間経過した辺りで撤退、そんな日々を数日繰り返し剣持がある事に気付く

剣「何だか...この学校の霊、変に統制が取れてませんか?」

玄関には必ず少女の霊しか居らず一時間程度したら霊の猛攻が少しだけ収まり撤退時は多少追われるが問題なく出れる

椎名も叫んでばかりだがそれには気付いていた用で「まとめ役がいるのでは」という話に

そうなった場合一番に思い浮かぶのが屋上の何か

毎回、校庭に踏み入った瞬間から中に入るまで屋上から視線を感じる上に屋上が最も瘴気が強い

今までは一回から手当たり次第に除霊して数を減らしていく手筈だったが毎日噂される廃校なだけあって数が異常で倒しても数日で復活していたりする

これでは埒が明かないので校内を走り抜け屋上の存在を如何にかした後の方が多少楽なのでは?となったのだ

次の日は日中の霊が少ない時間帯に訪れ変わらず屋上からの視線を感じたが夜中よりは弱く感じた

校内に入り半分以下の霊を除霊しながら屋上を目指して走る二人

上に上るにつれて霊の強さが増して行き三階に到達した所で結構苦戦するレベルに

流2→←設



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:2j3j , 短編集 , knmc
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒梟 | 作成日時:2023年1月8日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。