【2j3j】他力本願『ネタ流し』5 (ページ15)

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流２ページ15

新しい目的としてとりあえず日本横断があげられた瞬間

服屋に侵入して動きやすい服と靴を拝借して歩き出す

上の観光か下の観光かで少しもめてじゃんけんの末剣持勝利

剣「ろふまおの拉致で上には行ったので今回は下に行きます」

という理由で西に向けて観光兼生存域探しを開始

釣りやキノコ狩りもしながら割とのんびり下って行く二人

しかし結構な月日を歩いても倒壊した建物や自然しか見るける事が出来ずに

『あれ、もしかして結構しっかり崩壊してるんじゃないか？』と焦り始める

少し早足になりながら観光は欠かさずに楽しんで下る

まぁ、世界滅亡してるんでどれだけ歩いても人っ子一人生物一匹見つからない訳で

椅子に座り望みの薄さに項垂れた二人

剣「あいつ(夕陽リリ)、どこの未来からきたんだよ！！」

若干キレて叫んだ瞬間第三者の声がした

？「勿論皆さんが生きていた世界線の未来からきましたよ」

声の主の方に勢いよく振り向くと見慣れた人が一人、ニヤニヤ笑顔で立っていた

夕「どうもお二人さん。楽しく日本観光されてましたね」

そう言いながら二人の前に椅子を置いて座る夕陽リリ

色々と質問攻めをしようとした二人を先に宥めてから自分が何をしに来たのか告げる

夕「ハッキリ言います。現状、世界各地に隕石が落ちて人類は滅亡しました」

その言葉に『まさか海外もやられてたのか...』と頭を抱える二人

その様子を見ながら「未来ではこの危機的状況の中残った二人の生命が元となり文明を発展させます」と言い放つ

人類滅亡状態で残った生命=剣持Aの二名のみ

「ｽｩｩｩｩｩｩ...え？そんなクソゲー有ってたまるかよ」

真顔で言い放つAに「でも他に生命いないんで」と切り捨てる夕陽

面倒しかない現状に立たされた二人が遠い目をしていると夕陽は「それでは役目を終えたので未来人は還りますね」と言って消えて行った

「は⁉ちょっとまっ！」なんて静止の声と伸ばした手は届かず夕陽リリ、無慈悲に未来へ帰宅

残された二人は叫び声を上げながら、リリに文句を言う為に人類再興計画に挑むことになった

「あの時、私/僕たちを置き去りにした事を後悔させてやる！！」