流 ページ14
隕石によって世界が崩壊した当日、剣持とAの二人はオフコラボをしていた
配信中に外が明るくなりリスナーも騒いだので窓から外を眺めていると隕石が衝突
目が覚めて残されたのは見渡す限りの文明崩壊の後と二人の生命だけ
お互いの身内や学校、ANYCOLOR本社に足を運び生き残りがいないか探したが結果は無し
不死とは言え空腹や衛生管理の不安があるのでとりあえず身の回りの整備に取り掛かる二人
Aが保存のきく食べ物を探してきて剣持が仮拠点の製作を分担
Aは研究の為に色々な土地に行くのでサバイバル慣れしていたが剣持が慣れてる事に突っ込むと
剣「....ろふまおのお陰ですかね」
主に無人島とか...と遠い目をしながら語った少年に同情を向けざる終えなかった
そこから仮拠点で今後どうしていくかの話し合いをしていく
�犂靄椶量榲�は生存者探索をする�瓩箸いΔ發里任修梁召了�は道中決めて行こうという事になった
申し訳なさそうにする剣持と違い他人の家などから必要な物を無遠慮に回収していくA
数日分の食料や役に立ちそうな小物を携えて毎日焦る事無く歩き回る
そこら中に転がる人や動物の死体を見ながら瓦礫の中を進み歩くが誰一人として息のある人は居なかった
「隕石で原子力の施設が爆発してたら終わりだよねぇ」
何て呟きながら人の死体を突くAに「現状その可能性しかないですね」と溜息を付く剣持
流石に数日歩き回りどこもかしこも崩壊した現状を見て生き残りを探すの意味ある？と思い始めた二人
「意味なくないかぁ〜」と駄々をこね始めたAを引きずる様に歩かせる剣持
その状態で更に数週間何とか歩き回るも流石に剣持も諦めが勝ち始めて来た
日陰に腰を下ろしダラーっとだらける二人
Aは�牴晋齢╂个肪�も気づかなかったのか�瓩鮃佑┐�
剣持も何かを考えているのか難しい顔でぶつぶつと独り言を呟いていた
お互いにそれぞれの思考を回している時に剣持が「疑問なんですけど」と声を掛けて来た
「どしたぁ？」と聞き返したら
剣「今完全に日本崩壊？してますけど...未来人(夕陽リリ)....いましたよね」
「............本当だwえ？リリちゃんどこの時間軸の子よ？」
二人で夕陽リリの発言などを思い出していると明らかに崩壊した世界より後の時代から来ている発言があった
もしかして、崩壊しているのはここだけで他の国や都心以外は生きているのかもしれない？という望みが強くなった
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作者名：黒梟 | 作成日時：2023年1月8日 23時
