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Sparkler.9 ページ9
「冗談はよさんか、小娘。太宰みたいな事言うのも、貴重な記憶がなんてのも…。、」
そう焦りが見えている国木田さんの言葉を否定する人物が此処には少なからず、一人居た。
「国木田、彼女の言ってる事は冗談じゃなく、間違いなく、事実だ。」
自称名探偵、江戸川乱歩。
「君、一体、誰から狙わている?だから、前の家族も殺されたんだろう?一体、君は何者だ?」
「お答えし兼ねます。その答えを知っては、貴方がたも抹殺対象になるでしょうね。恐らく。探偵社、であろうとも。」
私は言葉に僅かな殺気を宿らせた。
ただの中学生。
だが、この変なイノウのせいで酷い目にあっている。
そして、私は、私を探している。
Aを探している。
本当の私は、一体、何処にいるのだろうか。
死んだ答えが出てくる?
否、そんなことは無いだろう。
本当の自分は今の私かもしれない。
だが、他に方法などないのかもしれない。
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作者名:津田万水。 | 作者ホームページ:@lotus_1022
作成日時:2017年8月28日 7時