君がくれたもの ページ1
*
花火が終わる。
ヒョクに言わないと・・ちゃんと・・
「ヒョク・・」
EH「はぁー、俺もうフラれんのか・・(笑)」
「え・・。」
EH「顔見りゃわかるって。お前わかりやすいし。」
「・・・。」
EH「俺さ、ちょっとでもお前が俺に揺れてくれるんなら、ドンへともう口聞かなくなっても、一生恨まれてでも、お前のこと奪おうと思ってた。」
「ヒョク・・」
EH「でもお前、『ヒョクは好きじゃない』って顔に書いてんだもん(笑)」
「ヒョク・・私もずっとヒョクが好きだったんだよ。ヒョクはいっつもキラキラしてて、私とドンへのこといっつも守ってくれて、ヒョクがいたから毎日楽しかったんだよ？」
EH「・・・。」
「でもヒョクが他の子と付き合ってる間、隣にいてくれたのはドンへだった。ドンへはずっとまっすぐ私を好きでいてくれた。」
EH「俺があの時、変にかっこつけなかったら、俺たち・・もっと違ったかな。」
「そうかもしれないね。でも私は昔から、ヒョクのこと、ヒーローみたいだって思ってたから。ヒーローはかっこつけなきゃ(笑)」
EH「こんなかっこ悪いヒーローいるかよ(笑)」
「・・・好きだったよ。ありがとう。」
EH「・・・ん。」
とぼとぼ歩いて帰る。
EH「なぁ、もう少し、Aのこと、好きなままでいていいか・・？」
「・・いいよ、とは言いづらいよ(笑)」
EH「うん、でもすぐに忘れられそうにないから・・。でもしばらくしたら元に戻る。そしたらまた昔みたいに３人で遊べるよな？」
「そうだね。」
そういって笑いあって、家の前で別れた。
*
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みち(プロフ) - りえさん» りえさん、素敵だなんて言ってもらえて嬉しいです！読んでいただきありがとうございました(^^) (2014年10月23日 16時) (
レス) id: 08dc51992a (このIDを非表示/違反報告)
りえ(プロフ) - みちさん、、、一気に読んじゃいました。キュンって胸が痛くなってちょっぴりおセンチになるような素敵な物語。これが現実だったらと思うと・・・ニヤニヤが止まりません。でも一途なドンヘと友達思いのヒョク、とても素敵な物語でした (2014年10月22日 20時) (レス) id: 82197e6d97 (このIDを非表示/違反報告)
みち(プロフ) - mayさん» mayさん、初めまして。読んでいただき、ありがとうございました！そう言ってもらえて嬉しいです(泣)また、mayさんの作品も読ませていただきますね^^ (2014年10月1日 4時) (レス) id: 000dec34c6 (このIDを非表示/違反報告)
may(プロフ) - はじめまして。一年一年の心の動きがすごく描かれていて心がキューっとなりました。素敵な作品をありがとうございました！！ (2014年9月30日 21時) (レス) id: 860121b708 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みち | 作成日時：2014年9月29日 11時
