1話 ページ2
海の上に浮かぶ一隻の船
麦わら帽子にドクロの旗。
この船こそ海賊麦わらの一味の船
サニー号だ。
サンジ「ナミすぁんッッ、ロビンちゅぁんッッサンジ特製オレンジジュースとアイスコーヒーをどうぞ♡♡召し上がってください」
体をクネクネさせ、パラソルに向かって行く、この船のコックのサンジ。それに対して
ナミ「ありがとう、サンジくん」
ロビン「ふふ、ありがとう、美味しいわ」
とその光景を見慣れたのか、軽く礼を言う航海士のナミと考古学者のロビン。そして
ルフィ「サンジィ、俺にもなんかくれ！」
チョッパー「俺も欲しいぞ」
ウソップ「んじゃ、俺も」
サンジ「駄目だ」
船長ルフィ、船医チョッパー、狙撃手ウソップに言う
サンジ「お前らは釣れるまで飯抜きだからな」
ルフィ/チョッパー/ウソップ「「「えぇぇ」」」
サンジ「当たり前だろ、盗み食いした自分達を恨め」
どうやら、彼らは盗み食いをした罰のとして、釣りをさせているようだ。
それを横目に日陰で昼寝をしようとする、マリモ頭でのこの小説の主人公のゾロ。
ゾロ「うるせぇ、寝れねぇじゃねぇか…z z z」
ブルック「そう言えば、ゾロさんっていつも首に
チェーンで指輪を通してつけていますよね？それってまさか結婚指輪ですか？」
と言いながら、紅茶を飲む音楽家のブルック、そして
フランキー「確かに俺もスーパー気になるなぁ」
と船の点検が終わったのか、「スーパー」と叫びながらやって来る、船大工のフランキー。
ナミ「何、なんの話？」
ブルック「ゾロさんの馴れ初め話ですよ」
サンジ「はあああああぁぁぁぁぁ？！？！くそマリモに ナミ「うるっさいわ！」あ、はい、ナミさん♡」
ゾロ「(きめぇ)はぁ、これは婚約指輪だ」
サンジ「はあ？？こいつに、こんな奴に、こんなマリモに、婚約者、だと、」
ゾロ「んだとこら！？」
サンジ「あ"？やんのかこら！？」
ゾロ「あ"上等だ！」
ナミ「やめんかい！！ゴン…続けて」
サンジ「はーい♡ナミさぁん♡」
ゾロ「いって、だからきめぇって(あぁ)」
ロビン「今、逆だったわね、何とはいわないけど」
ウソップ「早く話せよ〜」
チョッパー、ルフィ「「ヒューヒュー」」
ゾロ「はあ…あれは俺がまだガキの頃の話だ」
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作者名：澪 | 作成日時：2021年5月22日 23時
