2：違う日常になってしまった日 ページ3
•*¨*•.¸¸☆*･ﾟ•*¨*•.¸¸☆
Aside
風に揺られながら外の景色を見たりしていた。
自分がつけているチョーカーが風にあたって揺れていた。そのカランコロンと言う、まるで瓶に入った金平糖が転がるような……その音は好きだ。
『わ』
ひやり……右頬になにか冷たいものが当たった。
バッと振り返って見ると君がいた────
『寿命が5年縮んだ気がしたよ。千空くん』
千｢ククク…そりゃぁとっても大変じゃねぇかA先生｣
『視角で見えなかったんだよ…』
私は幼い頃に右目を失明してしまっているから
視角となると全く対応出来ない。
千｢ん…ほら、それやるよ｣
『ありが…とう』
彼から貰ったのは私がよく飲むいちごミルクだった。
もうそろそろかな大樹くんが告白するの
千空side
飲み物を買いに化学部室から出た。
そしたら窓辺にAが外を見ていた。
その顔はまるで懐かしい物を見るような……
そんな顔をしていた。
飲み物も買って……折角だ、Aがよく買ういちごミルクも買っとくか。
そしてAの右頬にあてた。
単刀直入に言う。俺はAのことが好きだ。
俺はどちらかと言うと恋愛脳とかそー言う非合理なもん一切興味はない。
はずだった……いつからかAの事を目で追うようになっていた。あいつは頭がキレるくせに、大分鈍感です……いつかぜってぇ落としてやる。
Aside
あ、告白が始まった
部｢振られるに100円｣
部｢全力で振られるに300円｣
部｢フルパワーで振られるに500円｣
小競り合いが始まってる……
千｢意外と振られねぇに1万円｣
部｢｢｢マジか！！｣｣｣
『じゃあ僕も付き合って長続きするに3万円』
部｢｢｢A先輩まで！？！？｣｣｣
部｢てかA先輩美人だよなぁ｣
部｢彼氏とかいんのかなぁ｣
部｢学校の華だぞ！いるに決まってるだろ……｣
部｢しかもボンキュッボン……ぐへへへ｣
部｢お前……………｣
……………おかしい
今頃大樹くんの喜ぶ声が聞こえるはずなのに
あれは……一体
石になって……る？いや
多分あのまんまじゃ私も石化する……
いつ目覚めれるか分からない。
もしかしたら目覚めることはないかもしれない。
でも…これだけは守ってみせる。
首につけているチョーカーを外し、布で包む、そして手で囲う。
石になるならそれなりに守れるはず。
アレキサンドライトは硬度8.5。
これは私の大事な宝物……だから
•*¨*•.¸¸☆*･ﾟ•*¨*•.¸¸☆*･ﾟ•*¨*•.¸¸☆•*¨*•.¸¸
3：五感がなくなってしまった日→←1：ありふれた日常のはずだった日
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 120人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Moon(プロフ) - こんにちは(*ˊᵕˋ*)コメント失礼します🙇♀️とても、続きが気になるのでよろしくお願いします。m(_ _)m (4月24日 21時) (
レス) @page36 id: b2ea47ad96 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - まだまだ、先の話なんですけどやっぱり羽京くんと仲良くなって欲しいです！それと、名前を変えて読んでいるんですけど 主「~~~」となっているので少し読みずらいかもと思いました💦夢主ちゃん可愛すぎます！これからも応援してます！ (1月10日 20時) (レス) @page7 id: 85be73129f (このIDを非表示/違反報告)
にやりんご(プロフ) - このキャラとの絡みが見たい人！リクエスト待ってます！ (1月9日 22時) (レス) id: 10ebcac5e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にやりんご | 作成日時：2023年12月27日 21時
