【Dr.STONE】なんとかなるで生きてける

15：全てが最悪になった日 ページ17

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Aside
……最悪だ。いちばんダメな方だ。
ここをどう潜り抜くか……ひとまず復活液の作り方は守らなければ……千空くんも思っているはず……

大｢おーい！やったぞ千空！司！
溜まってたぞ！洞穴の奇跡の水が！今度こそ杠を復活させられるぞ〜！｣

あ…終わった。千空くんも顔凄いことになってるし。いや、まだ大丈夫だ。なんとか司くんが居なくなるよう仕向けないと。
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大｢よ〜し杠 ついに今度こそ本当に助け出せるぞ！｣
千｢なんだこりゃ復活液一名様ぶんにギリ足りねえじゃねぇか｣
大｢なに！？早まったか！｣
『早く行ってきな……待ってるから。』
千｢Aの言うとうりだ。司とAと三人愉快にしりとりでもしながら待っててやっから超高速で行ってこい、デカブツ。｣
大｢すまん 今すぐ採ってくる。全速力で行ってくるぞ〜！｣

司くんが大樹くんの襟を掴んで止める。

司｢ならいちばん速い俺が行くよ。だからその奇跡の水の場所を教えてくれないか？｣
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『行ったね……司くん。』
千｢ソッコーで復活作って 杠復活させんぞ！｣
大｢どういうことだ千空！
さっき復活液がギリ足りないとかなんとか───｣
『そんな微妙サイズのツボ置かないよ。』
大｢確かに！ってじゃぁなんで司に行かせたんだ？｣
千｢諸刃の餌だ。洞穴の場所をバラしてでも杠復活前に司を排除したかった。｣
大｢なぜ！司を排除するんだ！良い奴じゃないか！｣
千｢だから、手に負えねぇんだよ。｣
千｢奴が考えた''僕の考えた最強の世界''にこっちは1mmも興味ねえんだ。ククク…文明作りゲームのが唆るもんでな｣
大｢……分かった！説明はいらん。千空、お前がいうならそうなんだろう。何かあったんだな 俺のいない時に！！｣
『司くんは良い人で……人殺しなんだ。
……あの目は、殺人鬼の目だった。』
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千空くんが杠ちゃんの石像に復活液をかける。
司くんが来てないか周りを見よう。
…………足音……。空気が押される。……近い！

『皆！時間が無い。多分司くんはもう近くに───』

後ろからする気配。

『最悪……だ。』

司くんに投げ飛ばされる。

杠｢Aちゃん！！｣
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