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shori ページ3
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中島さん、１人だとあんな風に話すんだ。
まるでいつもの中島さんが演技かと思わせるくらい、別人みたいだった。
なーんて、僕と同じなわけないんだからありえないか。
それよりスマホ、どうしよう。
取りに来るかな？
けど置きっぱなししちゃったら、いじめっ子達が何をしでかすかわかんないし、
かと言って持って帰ったりしたら今度こそ俺変態扱いされちゃったり？
ああ考えるだけで恐ろしい！
そんな風にあたふたしてた時、スマホが鳴った。
『お兄、ちゃん？』
お兄さんからの電話だ、
中島さんお兄さんいるんだ、
知らなかった、
ってやっべ、迎えの車待たせてるんだった、
僕はそっとスマホを中島さんの机の中に入れ教室を出た。
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作者名：環 | 作成日時：2019年1月27日 13時
