FILE261：あ○ろside�� ページ19
道路を渡り、ポアロに近付くと客達がほとんど縛られて居た。
Aさんが居ない。どこに行った？さっきまではあそこに居たのに。
Aさんを探して居ると犯人がAさんを人質に取っていた。
そして僕は気が付くとポアロの扉に手を掛けていた。
カランカランと音が鳴る。
「だっ、誰だ！」
犯人の男は僕に刃物を向けながら話しかけて来た。
刃物も持っていたのか。
「…こんな所で何を？」
僕は刃物くらいじゃ屈しない。
僕が近付くと男が「く、来るな！」と喚いた。
『んぐっ！！』
Aさんの口がガムテープで塞がれているので苦しいのだろう。早くコイツを何とかしないと。
「彼女を離してください」
「く、くそっ！」
犯人がAさんを突き飛ばし僕に向かって来た。
…遅いな。
俺は男の突き付けて来た刃物を避けその腕を後ろへと捻り上げた。
ゴキッ！と音がしたので恐らく関節が外れたと思う。
男が呻き声を上げ、気絶してしまった。
これくらいで大袈裟な。折った訳でも無いのに。まあ折ってやっても構わないが。
傍にあった縄で犯人を拘束し、床に倒れたままの彼女の元へと歩み寄った。
ビリッと彼女の口に張り付いていたテープを剥がした。
「Aさん大丈夫ですか！？怪我は…」
『け、怪我はしてないです、でもなんで安室さんが？今日は休みって…』
「偶然この前を通りかかったんですよ」
ええ、本当偶然に。
縛られていた縄の結び目を解くと後少しの所で店の少し奥から刃物を持った女の叫び声が聞こえた。
「動くんじゃなわよ！」
『えっ！？』
「チッ、仲間が居たのか」
ポアロに入った不審な人は一人だったから迂闊だった。人質の中に仲間が居たのか。
女は刃物を持ったままこちらに歩み寄って来た
「すみません！後は解けると思うので外して下さい！」
取り敢えず向かって来た女を男と同様に腕を捻り上げた。そしたらまたゴキッという音がしたので今回も関節が外れたらしい。
「あぁあああ！！」
僕の日本で犯罪を働いたお前達が悪い。悪く思うなよ。
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もちもちアイスクリーム(プロフ) - え、めっちゃ最高でした！！ (4月8日 12時) (
レス) @page50 id: aa5605d5a8 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - karionさん» コメントありがとうございます(^｡^)次回作は安室さんです！いろんな案が出過ぎているので悩み中…。割とキャラが病んでる描写が好きなのでキャラ崩壊ありかもです。 (5月11日 6時) (レス) id: bce4419484 (このIDを非表示/違反報告)
karion(プロフ) - 面白かったです！自分飽きるのが早いので最後まで読むことが少ないんですけど久しぶりに最後まで楽しく読む事が出来ました！次回作も楽しみです‼︎ (4月30日 13時) (レス) @page49 id: d59aca9a13 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - えくれあさん» ありがとうございます！最終回の終わり方は一話の時から決めてたのでやっとって感じです！次回作も頑張ります！ (2022年5月1日 12時) (レス) id: 9f82d8cbd4 (このIDを非表示/違反報告)
えくれあ(プロフ) - 最後の終わり方いいですね〜！完結お疲れ様でした！次回作も頑張ってください、応援してます！ワクワクです笑 (2022年5月1日 0時) (レス) @page50 id: 1e601cb38a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみ太郎 | 作成日時：2022年3月14日 14時
