この世界の人達は強引すぎる4【名探偵コナン】

FILE153：無事帰宅 ページ9

「ねぇ昴さんから貰った腕時計今日も着けてたよね？」


『え？腕時計？着けてるけど…』


「他の人に貸したり、トンネルに入ったりとかはした？」


『え？トンネル？入ってないけど…？それに人に貸したりもしないよ！見せるくらいならするけど』


「そう…だよね」


『えっと…取り敢えず帰ろうか。もう暗いし』


「え？うんそうだね」



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『コナンくん本当に一人で大丈夫なの？蘭ちゃん帰ってくるまで一緒に居るよ？』


「大丈夫だよ！僕もう一年生だよ？留守番くらい出来るよ！」


『そ、そう？』



ええーこれ置いて行って平気？中身高校生でも見た目子供じゃ…。心配なんだけど…。



「ほら！早く帰らないと昴さんが心配するよ？」


『う、うん…じゃあ何かあったら呼んでね？すぐ駆け付けるから』


「うん！分かった」


『…じゃあおやすみ』


「はーい！おやすみなさい！A姉ちゃん！」



私は玄関のドアを閉めて帰る事にした。



「あれ？Aさんじゃないですか」


『え？安室さん？』



家路を歩いていると安室さんに声をかけられた。



「買い物帰りですか？」


『はい！安室さんは何か用事があったんですか？』


「いえ、特に用事はなくてプラプラしてた所ですよ」


「女性一人だと危ないので送りますよ」


『え！？でも…』


「気にしないでください、暇ですから！」


『…そうですか？それじゃあお願いします』


「ええ！それじゃあ行きましょうか」



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「へぇ！コナンくんに水着を選んで貰ったんですか？」


『はい！困ってた私に「これどう？」って選んでくれたんです！』



安室さんと話していると、もう家の前だと気付いた。



『あ、ここまでで大丈夫ですよ！ありがとうございます！』


「いえいえ！それじゃあおやすみなさい！」


『はい！おやすみなさい！気を付けてくださいね』


「ええ、ありがとうございます」





そう言って安室さんは帰っていった。

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