FILE194：落ち着きなさい ページ50
『そ、それじゃあもしかしたら戻らないなんて事は…』
「いや、それは無いわ。その薬はあくまでも試作品。完成品じゃ無いもの、完成品だった場合貴女はこの世に居ないわ』
『えっ』
そ、そうだよね！？確かに言われてみればそうだ。あの薬は元々身体を幼児化させる物じゃなくて、体内から毒が検出されないで相手を殺す薬だったじゃん！
「…はぁ。取り敢えず江戸川くんも呼んだからじきに来るはずよ」
『え？』
いつの間に…あ、私が着替えに行ってる間か…。
ピンポーン
「来たわね」
え、あ、待って早くない！？
哀ちゃんが扉に近づきドアを開けた。
「おい灰原！Aがあの薬を間違えて飲んじまったって本当か！？」
コナンくんは私がいる事に気付いておらず、哀ちゃんに詰め寄っていた。
「ちょ、ちょっと落ち着きなさいよ」
哀ちゃんがコナンくんをまあまあと宥めている。
「落ち着いていられっか！それで、Aは今何処だ！」
ここにいますよ。
「落ち着きなさいって言ってるでしょ！本当人の話聞かないわね！彼女も聞いてるのよ！」
「え、彼女？」
コナンくんはそう言うとようやく私が目に入った様だ。
『あはは…』
取り敢えず笑っといた。うん。なんか「やべぇ！」って顔になってたけど見なかった事にしよう。
「えっと、君がA…姉ちゃん？」
『え、あ、うん…そうみたい』
「…なあ灰原本当にこの子がA姉ちゃんなのか？」
コナンくんは哀ちゃんの方に振り返って聞いた。
おーい、ボソッと言ってるつもりでも聞こえてるよー？
「ええ、薬がないもの。それが証拠よ」
「マジかよ…」
コナンくんはそう言うと、こちらに向き直った。
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なみ太郎(プロフ) - みおみおさん» ありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2021年12月27日 19時) (
レス) id: 25695a5dd6 (このIDを非表示/違反報告)
みおみお(プロフ) - この作品を読んでて凄く楽しいです‼︎ これからも更新頑張ってください( ◠‿◠ ) 応援してます！ (2021年12月27日 16時) (レス) @page34 id: 96379735bf (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - 夜野月さん» コメントありがとうございます！はい！無理なく頑張りますね！ (2021年12月7日 4時) (レス) id: 25695a5dd6 (このIDを非表示/違反報告)
夜野月(プロフ) - 楽しすぎて一気見してしまいました！この世界に行けたら楽しそう〜。無理なく投稿頑張ってくださいね！ (2021年12月7日 0時) (レス) id: b37fe5bf02 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - ゆうみんさん» コメントありがとうございます！これからも頑張りますね！ (2021年12月6日 22時) (レス) id: 25695a5dd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なみ太郎 x他1人 | 作成日時：2021年11月25日 0時
